2025年10月23日のNPBドラフト会議で指名が予想される、埼玉・昌平高校の櫻井ユウヤ選手。
180cm・87kg、右投右打のスラッガーであり、長打力が魅力のプロ注目プレーヤーです。
高校3年生の夏は埼玉県大会決勝で敗れて、甲子園とは無縁だったこともあり、全国的にはまだ無名の存在ですが、最後の夏に打率5割を記録。
サードの守備にはまだ不安があり、高卒新人でプロ入りした場合、戦力となるには時間がかかるかもしれませんが、パワフルなバッティングに大きな伸びしろが感じられます。
この記事では、埼玉・昌平高校の櫻井ユウヤ選手のハーフ説や国籍などの情報を詳しくお伝えします。
櫻井ユウヤはハーフ?
埼玉の昌平高校で1年生の夏からレギュラーとなり、高校通算49本塁打を記録した櫻井ユウヤ選手。
「ユウヤ」というカタカナ表記は珍しいものの、名前そのものは日本人ですが、「ハーフなのでは?」「国籍は?」と話題になっています。
ドラフト指名の可能性は十分ある、といわれている櫻井ユウヤ選手のハーフ説や国籍についてご紹介します。
ハーフなの?
櫻井ユウヤ選手は、生まれも育ちも日本ですが、ご両親はタイ人です。
父も母も外国の方ですので「ハーフ」ではありません。
近年、高校球界およびプロ野球でも「ハーフ」のプレーヤーの活躍が目立っています(日本ハムの万波中正選手、水谷瞬選手、オリックスの宗佑磨選手など)。
しかし、上記3選手がいずれも母親が日本人である「ハーフ」とは異なり、櫻井ユウヤ選手はご両親ともに外国の方という珍しいケースです。
櫻井ユウヤ選手の父親と母親は離婚しており、中学1年生の時、祖父の名字「櫻井」に改姓。
日本人の祖父「櫻井」さんは、タイ人である祖母の再婚相手だったそうです。
櫻井ユウヤ選手本人に日本人の血は流れていませんが、言葉も習慣も感覚も日本の若者と同じと考えてよいでしょう。
櫻井ユウヤの国籍は?
櫻井ユウヤ選手の国籍は、父親と母親が「タイ国籍」で、ユウヤ選手は日本で生まれていることから、「2重国籍」と思われます。
櫻井ユウヤ選手の母親は、タイ国籍を有していましたが、自身のInstagramに、「帰化申請します」と2025年9月11日公表していますね。
「日本人と結婚して日本国籍になることはしないけど、息子のために帰化申請します」
息子・ユウヤ選手のために日本国籍を申請したようです。
櫻井ユウヤの父親は?
櫻井ユウヤ選手の父親はタイ国籍の方ですが、お名前・年齢などは確認できませんでした。
櫻井ユウヤ選手が中学1年生の時に、「櫻井」に改姓されていますので、離婚はこの頃だと思われます。
櫻井ユウヤ選手が小学6年生の時、ソフトボール投げで81mを記録し日本一になったそうですが、きっと父親との遊びの中に「ソフトボール」や「野球」があったのかもしれません。
母国のタイはそれほど野球が盛んではありませんが、父親とキャッチボールをしたことはあったのでしょうか?
櫻井ユウヤの母親は?
櫻井ユウヤ選手の母親・リンダさんは、栃木県の那須塩原市でタイの家庭料理店を営んでいます。
ご両親は離婚しているため、リンダさんはシングルマザーとして2人の息子を育ててきました。
高校通算48本塁打を放つプロ注目スラッガー・櫻井ユウヤ選手(昌平)。母・リンダさんはタイ国籍。異国の地でシングルマザーとして息子2人を育てたリンダさんの言葉があまりに胸に響いて、記事にさせてもらいました。ぜひ今日の5回戦の前にご一読ください。
— 菊地選手 (@kikuchiplayer) July 20, 2025
https://t.co/lePeARzzVx
母親のリンダさんは
野球のルールをあまり知らない母親のリンダさんのようですが、毎試合スタンドから応援し、ホームランを打った時は母親の叫び声が聞こえて恥ずかしいけど「励みになる」とユウヤ選手は語っています。

櫻井ユウヤ選手が好きな母の料理は「鶏の唐揚げ」だそうですね。
櫻井ユウヤの兄弟は?
櫻井ユウヤ選手には、2歳年上のお兄さん・アノンさんがいます。
兄のアノンさん栃木の佐野日大高校から新潟医療福祉大学に進み、陸上競技部で三段跳・走高跳の選手として活躍しています。
実は、ユウヤ選手は中学3年生の時、軟式野球部に所属しながら陸上の地区大会に出場して走り幅跳びで優勝した経験があります。
ユウヤ選手は兄のアノンさんを「常に頭の片隅にいる憧れの存在でライバル」と表現しています。
兄のアノンさんはその後も陸上に励み、2025年9月に行われた「北日本学生陸上競技対校選手権大会」に出場して、三段跳び決勝で6位入賞。大学院に進んでも競技生活は続けるようです。
運動神経に恵まれたアスリート兄弟ですね!
櫻井ユウヤの中学は?
櫻井ユウヤ選手は、地元栃木の黒磯北中学時代は「日光ヤングスワローズ」でプレー。
中学時代のポジションは投手兼捕手で、本塁打は通算30を記録しました。
投手として中学2年時には、132キロをマーク。
櫻井ユウヤ選手の飛距離は、中学時代からずば抜けており、竹バットでのロングティーでは最長で115m飛ばしたそうです。
櫻井ユウヤの高校は?
櫻井ユウヤ選手は、現在埼玉県の強豪・私立昌平高校3年生です。
どこでも守れると自信満々だったユウヤ選手ですが、入学してレベルの高さに驚いたといいます。
それでも、サードの守備から鍛え直して春からベンチ入りし、1年の秋からは4番の主軸打者となりチームの中心選手として活躍しました。
昌平高校は、まだ甲子園出場はありませんが、ここ数年毎年のように埼玉県大会で上位に進出。
櫻井ユウヤ選手と母親のリンダさんは「昌平に来てよかった」と感じているようです。

2021年のNPBドラフト会議で、楽天から1位指名された吉野創士(よしの・そうし)選手が昌平高校の卒業生ですね。
まとめ
ドラフト会議で指名が予想される、埼玉・昌平高校の櫻井ユウヤ選手が注目を集めており、「ハーフなのでは?」「国籍は?」と話題になっています。
櫻井ユウヤ選手の父親と母親はタイ国籍の方ですので「ハーフ」ではありません。高校球界およびプロ野球でも「ハーフ」のプレーヤーの活躍が目立っていますが、櫻井ユウヤ選手はご両親ともに外国の方という珍しいケースです。
櫻井ユウヤ選手の父親の情報は確認できませんが、母親のリンダさんはタイの家庭料理店「バラミー」を営んでおり、兄のアノンさんは、新潟医療福祉大学の陸上競技部で活躍しています。
昌平高校では甲子園出場の願いはかないませんでしたが、高校通算49本塁打を記録し、スカウトからそのパワフルな打撃の評価が高い櫻井ユウヤ選手。
10月23日のドラフト会議では、どの球団が指名するのか期待が高まっています。
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