2026年3月19日に開幕、甲子園球場を舞台に13日間開催される第98回『春のセンバツ』。
タレントが揃う大阪桐蔭、“二刀流”菰田陽生選手を擁する山梨学院、織田翔希投手を中心に選抜連覇を目指す横浜など優勝候補がそろう中、注目は北信越大会を制した初出場の帝京長岡高校。
今回16年ぶりにセンバツに戻ってくる東京の帝京高校と同じ帝京大学グループであり、縦じまでおなじみのユニフォームはほぼ同じですが、全国的には「じゃない方の帝京」という存在かもしれません。
しかし、昨秋の北信越大会では甲子園常連校をいずれも接戦で次々と破り優勝、初出場ながらその戦いぶりに注目が集まっています。
この記事では、甲子園初登場となる新潟県の帝京長岡高校野球部の強い理由や、注目選手・監督についてお伝えしていきます。
帝京長岡高校野球部はなぜ強い?
初めて甲子園の舞台に登場する帝京長岡高校野球部は「なぜ強い」のでしょうか?
その理由を5つ考察してみました。
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— てぃーぼー【帝京大学八王子キャンパス公式】 (@Teikyo_tibo) February 12, 2026
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強い理由①注目選手の工藤壱朗投手!
帝京長岡高校野球部が強い理由の1つめは、左腕エースの工藤壱朗(いちろう)投手です。
177cm・70kgと均整の取れた身体から、角度のあるストレートを投げ込むサウスポー。
センバツ出場がかかった昨秋の北信越大会では、準々決勝の小松大谷、準決勝の星稜と全国レベルの強豪を相手に1失点完投のナイスピッチング。
打者を圧倒するスピードや超高校級の変化球こそないものの、強気のインコース攻めが信条。
新2年生ながら、ランナーを背負っても動じることのない強いハートも魅力です。
強い理由② 4番を打つ松山 海皐選手
帝京長岡高校野球部が強い理由の2つめは、4番の松山 海皐(まつやま うさ)選手です。
新2年生で4番を任される松山 海皐選手は175cm・83kgのがっしりとした体躯。
昨秋の公式戦では1年生ながら4番を務め、35打数13安打、打率.371と打線を牽引。
「主砲の風格」を見せたと評価され、甲子園でもチャンスでの一打が期待されています。
強い理由③監督は元プロ野球選手
帝京長岡高校野球部が強い理由の3つめは、監督は元プロ野球選手の芝草宇宙(ひろし)さんです。
今回のセンバツに出場している東京・帝京高校のエースとして、1987年(昭和62年)夏の甲子園でノーヒットノーランを達成するなど大活躍。「宇宙」というキラキラネーム(?)も話題に!
同大会で準優勝した常総学院の島田直也投手とともに日本ハムファイターズに入団、「SSコンビ」として若い女性の間に絶大な人気を誇りました(島田直也さんは現在母校・常総学院高校の監督)。
NPB通算46勝を記録した芝草宇宙さんが、母校・帝京高校と同じ縦じまのユニフォームで甲子園に返ってきます。
どんな采配を見せてくれるのか、特に40歳以上の世代にとってはとても楽しみですね!
強い理由④個の力を伸ばす練習
帝京長岡高校野球部が強い理由の4つめは、個の力を伸ばす練習です。
帝京長岡高校野球部の冬場の練習は、個々の力を伸ばす練習システムになっています。
•守備だけ鍛えるメンバー
•打力を鍛えるメンバー
•ピッチャーは全体を鍛えて柔軟性をプラス
豪雪地としても有名な新潟県ですので、冬場は雪でグランドでの練習ができないため、個々の力を伸ばす練習を3ヶ月おこなうようです。
強い理由⑤帝京魂
帝京長岡高校野球部が強い理由の5つめは、「帝京魂」です。
帝京長岡高校野球部のユニフォームは、同じ帝京大学グループの東京・帝京高校と同じ縦じま。
今回16年ぶりにのセンバツ出場となる東京・帝京高校は、春1回・夏2回全国制覇している伝統校。
中村晃選手(福岡ソフトバンクホークス)、松本剛選手(読売ジャイアンツ)をはじめ、これまで数多くのプロ野球選手を輩出。
野球部OB・石橋貴明さんの「帝京魂!」でもおなじみです。
帝京長岡高校、帝京高校が勝ち進めば、甲子園で「帝京対決」が実現するかもしれませんね。
帝京長岡高校野球部は甲子園出場回数はゼロ
1987年(昭和62年)創部の帝京長岡高校野球部(偶然にも芝草宇宙監督が甲子園で活躍した年!)。
当初は新潟県内でもなかなか勝ち上がることは出来ませんでしたが、2020年(令和2年)に芝草宇宙さんが監督に就任すると、県内外の有望選手から少しずつ注目されるようになりました。
ここ数年は新潟県で優勝候補の一角にあげられながらも「あと一歩」で甲子園出場を逃していました。
2025年(令和7年)秋の大会では新潟では3位ながら、北信越大会で上田西、小松大谷、星稜、日本文理と甲子園でもおなじみの強豪校を全て接戦で撃破して優勝。
全国大会の甲子園へ!
バスケットボール部、サッカー部が全国ベスト8まで進出している帝京長岡高校。
「野球部だけが全国に出られていなかったので、何とかしたいという思いがありました」と芝草監督。
念願かない、野球部も初めて全国大会の甲子園切符を手にしました。
学校内での期待も日に日に高まっているようですね!
帝京長岡高校野球部からドラフト指名選手!
ここ数年、もう少しで甲子園出場を逃し続けていた帝京長岡高校でしたが、2022年秋のドラフト会議でエース・茨木秀俊投手が4位で阪神タイガースに入団。
さらに2歳年下の弟・茨木佑太投手も2024年秋のドラフトで千葉ロッテマリーンズに育成2位で入団。
北海道出身の茨木兄弟は、まだまだ一軍登板への道のりは遠い段階ですが、今回母校のセンバツ初出場に刺激を受けて飛躍を遂げてほしいですね。
まとめ
2026年3月19日に開幕、甲子園球場を舞台に13日間開催される第98回『春のセンバツ』。
創部40年目で初出場となる帝京長岡高校(新潟)がなぜ強いのかが話題となっています。
東京・帝京高校時代に甲子園でノーヒット・ノーランを達成した元プロ野球選手の芝草宇宙さんが監督を務め、指導者として久しぶりに甲子園に戻ってくることも高校野球ファンにとっては注目ポイント。
左腕エース・工藤壱朗投手、4番・松山 海皐選手と新2年生を中心に、切れ目のない打線と機動力を絡めた攻撃で甲子園初勝利を目指しています。
センバツでの通算成績は3勝12敗と苦戦が続く新潟県の高校野球ですが、ミラノ・コルティナ五輪で活躍した新潟出身の中井亜美選手に続けとばかりに、県民の皆さんの期待が高まっているようです。


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