未来富山高校野球部の出身中学は?強い理由は?監督や江藤投手に注目!

スポーツ

2025年8月5日に開幕する第107回全国高校野球選手権大会。

全国各地で続々と代表校が決まっていますが、初の甲子園出場を決めた富山県代表の未来富山(みらいとやま)高校が話題となっています。

全国的には無名の未来富山高校とは一体どのような高校で、出身中学やなぜ強くなったのかなど、詳しく解説していきます。

この記事でわかること

•未来富山高校野球部メンバーの出身中学は?
•未来富山高校野球部が強い理由3選!
•未来富山高校野球部の江藤投手はドラフト候補?
•未来富山高校は全校生徒が野球部員で寮生活?

未来富山高校野球部メンバーの出身中学は?

未来富山高校野球部メンバーの出身中学は、生徒が全国から集まり、東京方面から大阪方面の中学校名が並んでいます

2018年に通信制高校として富山市に開校した未来富山高校。

「とにかく思いきり野球をやりたい」「野球に費やす時間が多いところにひかれた」という生徒が日本各地から集まってきます。

そんな未来富山高校野球部の出身中学を調べてみました

メンバーと出身中学校

未来富山高校野球部のメンバーの出身中学校は、東京から大阪まで全国各地に広がっています

1:江藤 連千曲ボーイズ須坂市立常盤中学校
2:中込 大武蔵府中リトルシニア東京府中第一中学校
3:武林龍之介東京城南ボーイズ東京駒形中学校
4:原山優歩長野東リトルシニア長野県裾花中学校
5:古市真太郎武蔵府中リトルシニア東京亀戸中学校
6:小林羽琉千曲ボーイズ長野市立川中島中学校
7:松尾大樹羽田アンビシャス東京本所中学校
8:内藤愛斗山梨バンディッツヤング山梨南西中学校
9:松井清吾横浜南ボーイズ神奈川県港南台第一中学校
10:松井光成高崎ボーイズ群馬県佐野中学校
11:島田拓郎前橋桜ボーイズ埼玉県吹上中学校
12:青木雄大千曲ボーイズ長野県広徳中学校
13:冨田玲音射水市立大門中学富山県射水市立大門中学
14:木寺蓮斗横浜緑ボーイズ神奈川県十日市場中学校
15:福井 貫東京神宮リトルシニア東京日本橋中学校
16:金井健斗前橋桜ボーイズ群馬県榛東中学校
17:樋口潤平オセアン横浜ヤング神奈川県泉が丘中学校
18:三枝真大オセアン横浜ヤング神奈川県本町中学校
19:神前駿介前橋桜ボーイズ群馬県前橋富士見中学校
20:丸山晄駕千曲ボーイズ長野県坂城町立坂城中学校

ベンチ入り20名の出身中学校について調べてみました。

未来富山高校野球部が強い理由3選!

初の甲子園出場を決めた富山県代表の未来富山高校が、甲子園を決めた強い理由は何でしょうか。

「通信制高校」「全校生徒が24人」「創部8年目で甲子園」など、かなり話題になっています。

未来富山高校野球部が強い理由を3つ考察します。

理由① 侍ジャパンU-18候補の絶対的エース

1つめの理由は、何といっても、マウンドを守り続ける左腕エース・江藤 連投手の存在感です。

180cm・83kgという堂々とした身体から、高校生離れした質の良いボールを投じます。

未来富山高校入学後の秋にはエースを任される存在に。

さらに、4番打者として富山県大会の決勝戦でホームランを打つなど、まさに「大黒柱」。

侍ジャパンU-18日本代表の合宿に参加した際の紅白戦では、6人の打者をパーフェクトピッチングでおさえたそうです。

2番手、3番手のピッチャーに関してはまだ詳しい情報がありませんので、江藤 連投手の左腕にチームの命運がかかっているようです。

理由② 野球に100%集中できる環境

2つめの理由は、練習時間がしっかり取れる、野球に100%集中できる環境です。

未来富山高校は通信制高校のため、一般的な高校のように朝から夕方まで教室で授業を受けて、そこからグラウンドで練習、というスケジュールではありません。

平日の午前中のみプリント学習をこなして、11時30分に早くも昼食。

午後になるとさっそく、立山町総合公園野球場に移動して練習が始まります。

専用の室内練習場とトレーニングジムも完備しており、練習時間、環境ともに野球に集中できる環境が整っています。

出身中学校はほとんど別々という特殊なメンバーですが、「野球に集中」で集まっているんですね。

理由③ 監督はスワローズ名選手の息子

3つめの理由は、未来富山高校野球部の監督を務める角鴻太郎さんは、ヤクルトスワローズ名選手・角 富士夫さんのご長男です。

角鴻太郎さんは2023年9月から、未来富山高校野球部の監督に就任しています。

名門・日大三高時代に甲子園出場し、東都の強豪・東洋大学で全日本大学野球選手権で優勝。

通算128本塁打、1196安打の名選手のDNA、そして日大三高時代の恩師・名将小倉全由さんの教えを受けた34歳の青年監督・角鴻太郎さん。

全国から集まった野球少年たちを甲子園へ導きました。

未来富山高校野球部の江藤投手はドラフト候補?

未来富山高校のエース左腕の江藤連投手が、ドラフト候補と早くも話題になっています。

全国的にはまだ無名ながら、最速145kmを誇り、三振奪取率の高いサウスポーは、2025年春に行われた侍ジャパンU-18代表合宿で一気に評価を上げて、一躍ドラフト候補に。

江藤連投手は小学校2年生の時、須坂リトルで野球を始め、その後「軟式野球」を挟み、中学校からは、千曲ボーイズでプレー。

カットボール、チェンジアップでも空振りをとれるそのピッチングに注目が集まります。

未来富山高校は全校生徒が野球部員で寮生活?

未来富山高校は、全校生徒が野球部員であり、寮生活を送っています

野球部員が寮生活をしながら甲子園を目指す、というのは昭和時代から全国の私立強豪校でよくある環境ですが、未来富山高校のケースはかなりレアですね。

7:00点呼・朝食
8:30学習他
11:30昼食
12:10バスで寮を出発
13:00球場練習開始
17:00球場練習終了
18:00お風呂・選択など
19:00夕食
21:30点呼・片付け・清掃

平日は午後から、土日は練習試合中心になるようですから、
文字通り「野球漬け」ですね。

まとめ

初の甲子園出場を決めた富山県代表の未来富山(みらいとやま)高校が話題となっています。

「やりたいことを全力でやる」「夢への最短距離」と高校のホームページに記されている通り、(その是非はともかく)まさに甲子園を目指すための高校といえるでしょう。

2018年に通信制高校として富山市に開校した未来富山高校には、出身中学がほとんど別々な全国各地から生徒が集まり、野球に集中できる環境で練習に取り組んでいます。

富山県代表としては異色の存在ですが、果たしてこの夏、名選手のDNAを持つ角鴻太郎監督は、甲子園でどんな戦いを見せてくれるでしょうか。

勝負の結果はもちろん、富山県の皆さんの反応も気になりますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました