札幌に隣接する当別町にある「当別神社」は、明治時代初期の開拓期に創建されました。
当別神社は、緑豊かな自然に囲まれた神社で、四季折々の季節を感じることができ、その季節の花で彩る手水舎が美しく心の浄化を促して運気が上がると大変人気です。
当別神社の御祭神は、伊達邦直之命で厄除け、交通安全、学業成就などのご利益があり、地元の人々を中心に精神的な支柱になっています。
また、当別神社は境内外末社として、「一度に10人の話を聞いた」といわれている聖徳太子を祀っている大変珍しい神社で、ご利益をあやかりに多くの参拝者が訪れるパワースポットです。
このブログでは、当別神社のご利益や歴史、御朱印、アクセス方法など詳しく解説していきます。
当別神社とは?ご利益と歴史について

当別神社は、札幌に隣接する当別町中心部に鎮座する神社で、長年にわたり訪れる人々に愛され、支えられてきた神社です。
町民憩いの場である、広々とした阿蘇公園に隣接しており、毎年8月には当別神社の「例祭」と、この時期に合わせて地元「当別まつり」が開催され、当別町全体で北海道の夏を彩ります。
また、当別神社を明治初期に建立の際、境内外末社として聖徳太子を建築の神として祀ったとされ、当別町のパワースポットになっています。
全国的にみても聖徳太子を祀っている神社は珍しく、ご利益を求め多くの参拝者が訪れます。
当別神社のご利益は?
当別神社は、さまざまなご利益を授かれる神社として広く信仰されています。
主祭神である伊達邦直之命は、先見性と実行力を兼ね備えた開拓の神として開運招福、さらに学問・文芸の神として崇められています。
当別神社は、厄除け、交通安全、学業成就などのご利益があるとされています。
また、当別神社では境内外末社として聖徳太子を祀っていることから、病気平癒、商売繫盛、子孫繫栄などのご利益を授かることが出来ると、人々に支持されています。
当別神社の歴史は?
当別神社の歴史は、1872年(明治5年)当別の蝦夷地開拓に渡った、仙台藩の伊達邦直公が、開拓記念樹のそばに奉遷し、「阿蘇神社」と称したのが起源とされています。
伊達邦直公は、家臣とともに北海道開拓のため北方警備を志して移住、現在の当別を調査して豊かな土地であることを確認しました。
1916年(大正5年)村社になり、1967年(昭和42年)「当別神社」と改称しました。
厳しい環境の中、この地を開拓するという強い意志の下、当別町の基底を作り多くの先達が心の拠り所やご利益を拝受する場所が当別神社でした。

手つかずの北海道の大自然を開拓した、先達の方々の強い想いを感じます。
当別神社の御朱印は?
当別神社の御朱印は2種類あります。
•「当別神社」→力強く書かれたシンプルな御朱印(初穂料:300円)
•「笑神御朱印」→可愛いらしいイラストで描かれた御朱印(初穂料:1000円)
「笑神御朱印」には毎月愛らしいお地蔵様を中心に、四季折々を表現するお雛様や鯉のぼり・季節の花などがカラフルに描かれており、ご利益を感じると女性を中心に大好評となっています。
当別神社の境内外末社として鎮座している「聖徳神社」でも、笑神様と季節を感じるイラストが描かれた御朱印を授かることができます。
当別神社のお守りは?
当別神社にはオリジナルの「梟(ふくろう)お守り」があります。
鈴と一緒に小さい梟がついたお守りで、学業成就、長寿祈願、商売繫盛、縁結びなどにご利益があるといわれています。
招福両面「ねこ鈴守」は、金運・運気上昇、開運招福などのご利益があり、鈴の音色が安らげると人気になっています。
また、ペットのお守り「足形ペットのお守り」は、愛犬・愛猫家の方たちがペットの健康と交通安全を願って参拝者が訪れます。
当別神社のパワースポットは?
当別神社は自然を感じ心穏やかに過ごすことができる環境にあり、訪れる人々にパワーとご利益をあたえてくれます。
当別神社は約2800坪と広大な敷地を有し、厳かな雰囲気で満たされておりますので、その場所にいるだけで浄化され活力を頂ける気持ちになります。
当別神社境内には「聖徳神社」が鎮座しており、大変珍しいパワースポットとして有名です。
当別神社本殿へと続く緑豊かな参道を歩くと、北国の自然と神秘の共存共栄のエネルギーを体感することができるでしょう。

聖徳神社の御朱印も愛らしくて、見るだけで「ほっこり」します。
当別神社参拝の注意点は?
当別地区の人々にとって生活・心の支えとなっている当別神社を参拝する際には、いくつかの注意点を押さえることによって、より一層のご加護を体験できます。
まず、鳥居をくぐる前に軽く会釈をして、歴史と自然が調和した雰囲気を感じながら静かに歩きます。
鳥や虫の声にも耳を傾けながら、当別神社境内の自然と神々しい気配を体感します。
四季折々の花や風物詩で彩られた手水舎をゆっくりと鑑賞し、静粛に手を清め浄化します。
本殿へ真っ直ぐ続く参道を進むときには、心の中でお願い事を何度か唱えることで、その願い事が神様に強く届きご利益を受けることができるでしょう。
参拝後は「聖徳神社」もお参りさせて頂くことにより、当別神社の恩恵を充分得ることができます。
当別神社のアクセス方法は?
当別神社の最寄り駅は、JR当別駅で、大変アクセスの良い場所にあります。
具体的なアクセス方法は以下の通りです。
公共交通機関を利用する場合
•JR当別駅→当別ふれあいバス(青山線)乗車→「旧当別小学校」下車(所要時間:約2分、片道200円)→徒歩約3分、200m→当別神社
•JR当別駅→徒歩約8分で行くこともできます。
車を利用する場合
当別町中心部→田園通→メモリアルロード→当別神社(所要時間:約4分、1.1㎞)
当別神社に駐車場(約15台、無料)があります。
〒061-0222 北海道石狩郡当別町元町51-12
まとめ
当別神社は、緑豊かな神聖な場所にあり、四季折々の季節を感じ人々の心を癒しています。
主祭神である伊達邦直之命は、北海道開拓のため移住し、厳しい自然環境の中、当別の基盤を作り、その先見性と実行力を兼ね備えた開拓の神として開運招福や学問の神として崇められています。
また、境内外末社として「十七条憲法」などで有名な聖徳太子を祀っていることから、病気平癒、商売繫盛、子孫繫栄にご利益があると多くの参拝者が訪れます。
当別神社には、新たな月のスタートを清らかな気持ちで迎える「お一日参り」で家内安全、商売繫盛などのご利益をお願いする参拝者が毎月多く訪れます。
ぜひ一度、緑豊かで浄化のエネルギーに満ちている当別神社を訪れて、可愛らしい「笑神御朱印」を授かりに足を運んでみませんか。
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