甲子園球場で熱戦が繰り広げられている『第107回全国高等学校野球選手権大会』。
28チームが参加した徳島県からは、鳴門高校が3年ぶり15回目の夏の甲子園出場。
2回戦に向けて地元徳島の期待が高まる鳴門高校野球部を率いるのは、新監督の岡田将和さん。
鳴門高校野球部の監督就任3ヶ月目の、岡田新監督の経歴などに注目が集まっており、詳しく解説していきます。
•鳴門高校野球部の新監督・岡田将和の経歴は?
•岡田新監督就任3ヶ月で初戦突破!
•鳴門高校野球部の前監督・森脇稔とは?
鳴門高校野球部の新監督・岡田将和の経歴は?
鳴門高校野球部の新監督・岡田将和の経歴が大変注目されています。
8月6日、甲子園優勝経験のある強豪・天理高校を相手に見事逆転勝利を飾った徳島県立鳴門高校。
諸事情により、2025年5月から同校野球部の指揮をとる、30歳代前半の岡田将和新監督の経歴を詳しく解説していきます。
新監督・岡田将和の経歴は?
鳴門高校野球部の新監督・岡田将和さんの経歴。
1993年、地元徳島市生まれの岡田将和新監督ですが、鳴門高校のOBではありません。
高校 | 徳島城東高校 |
大学 | 関西学院大学 |
大学卒業(2016年?) | 地元徳島に戻り、高校の講師 |
2023年 | 鳴門高校野球部で部長を務める |
2025年 | 急きょ鳴門高校野球部監督に就任 |
新監督として3か月足らずという短期間でチームを甲子園に導き、しかも1戦を突破して勝利監督インタビューを受けました。
新監督・岡田将和の野球の経歴は?
新監督・岡田将和さんの野球経歴に関しては、多くの情報がありませんでした。
岡田将和さんは徳島城東高校に進学されていますが、高校時代は「野球部」だったかについて、現時点での情報では確認できませんでした。
関西学院大学では「硬式野球の社会人クラブチームでプレー」との情報がありますが、所属チーム名などは確認できませんでした。
新監督・岡田将和さんの高校や大学時代の野球経歴に関しては不明なことが多いですが、2023年から鳴門高校野球部部長に就任されてからの献身的な指導は高く評価されているようです。
部長から新監督に突然就任した理由は?
当時部長から新監督に突然就任した理由は、前監督が謹慎3ヶ月の処分になったからです。
2025年5月5日、練習試合の後に『試合中にミスをしても選手同士で話し合わなかった』などの理由で前監督が部員に対して過度な叱責。
暴言を吐いたなどが原因で「日本学生野球協会」は前監督を5月9日、謹慎3か月の処分としたため、部長の岡田将和さんが急遽新監督に就任することに。
夏の大会を目前に控え、この危機的な状況に主将の藤原琉聖選手が「自分が変わる」と決意。
岡田新監督就任3ヶ月で初戦突破!
岡田新監督就任3ヶ月、8月6日第4試合で奈良代表・天理高校に勝利し初戦突破。
天理高校との試合では、序盤からリードを許す苦しい展開でしたが、エースナンバー1番・橋本朋来選手が次第に落ち着きを取り戻し、さらに橋本朋来選手自ら同点となる2ランホームラン!
追いつ追われつ、手に汗握るシーソーゲームでしたが、1点リードの9回も橋本朋来選手が最後の力を振り絞り力投。
5対4で強豪・天理高校を破り2回戦進出。岡田新監督の甲子園初勝利となりました。

試合後、岡田新監督は、「打つにしても、投げるにしても橋本が中心。大谷翔平という感じでした」と語っていますね。
鳴門高校野球部の森脇稔前監督とは?
鳴門高校野球部・森脇稔前監督は、母校である鳴門高校を春3回・夏8回も甲子園に導いた四国の名将の一人です。
甲子園のテレビ中継で、メガネをかけておだやかな表情でベンチに立っている姿を覚えている方もいるのではないでしょうか。
多くのプロ野球選手を育てた森脇稔前監督について解説していきます。
森脇稔前監督の経歴は?
森脇稔前監督の経歴。
1度目の監督時代
小学校 | 黒崎小学校 |
中学校 | 鳴門第一中学校 |
高校 | 鳴門高校(野球部で主将。甲子園出場できず) |
大学 | 法政大学(野球部で1年夏マネージャーに転向) |
大学卒業後 | 社会科公民教諭として母校・鳴門高校に着任 |
1987年前後?(20代半ば) | 鳴門高校野球部監督に就任 |
なかなか甲子園出場はかなわず、1995年春でいったん母校を離れます。

法政大学時代は、西田真二(元広島)、木戸克彦(元阪神)、小早川毅彦(元広島)など巨大戦力を有して当時東京六大学最強だったんですね。
2度目の監督時代
特別支援学校や徳島工業高校(現・徳島科学技術高校) | |
2007年(46歳) | 鳴門高校野球部監督に復帰 |
2012年(51歳) | 春のセンバツベスト8 |
2013年(52歳) | 夏・ベスト8 |
2016年(55歳) | 夏・ベスト8 |
1度目の監督時代は、
•(最初の監督就任当初は)子どもたちとの関係が一方通行なところがあった。
•子どもたちと話をするのは叱るときだけ。
2度目の監督時代
•考え方を改め、子どもたちと話をする機会を多くした。
その成果は次第に結果となって現れるようになり、、、と、全国の強豪と対等に渡り合うチームを作り上げてきました。
まとめ
3年ぶり15回目の夏の甲子園出場となった鳴門高校は、大会2日目の8月6日第4試合で奈良代表・天理高校に5対4で勝利。
2回戦に向けて地元徳島の期待が高まる鳴門高校野球部を率いるのは、新監督の岡田将和さん。
春3回・夏8回も甲子園に導いた前監督の森脇稔さんが、選手への暴言で日本学生野球協会から謹慎3か月の処分を受けたため、急遽2025年5月に部長の岡田将和さんが監督に就任しました。
監督就任わずか3か月目の岡田新監督の経歴が注目されるなか、率いる鳴門高校。
2回戦は大会屈指のサウスポー・末吉良丞投手の沖縄尚学と対戦。新監督の2勝目に期待が高まっています。
コメント