ベスト4が出そろった『第107回全国高等学校野球選手権大会』。
4強の中で唯一の公立校である県立岐阜商業の4番打者・坂口路歩(さかぐち・ろあ)選手が注目を集めていると同時に父、祖父、姉が話題となっています。
8月19日に行われた横浜高校との準決勝でサヨナラヒットを打った坂口路歩選手。
いよいよ8月21日には準決勝で強豪・日大三高と対戦することとなりました。
第3試合で春センバツ王者・横浜高校に立ち向かう県立岐阜商業の4番打者・坂口路歩選手選手や家族について詳しく解説していきます。
•坂口路歩の父も高校球児でイケメン社長!
•坂口路歩の祖父は甲子園投手!
•坂口路歩の姉は濃姫?
坂口路歩の父も高校球児でイケメン社長!
県立岐阜商業の4番打者・坂口路歩選手が注目されていますが、実は父親も高校球児の経歴があり現在はイケメン社長だと話題になっています。
父・坂口輝光さんは、坂口路歩選手と同じ県立岐阜商業高校野球部のOBで、現在は従業員約200人(パート含む)の会社の社長さんです。
そんな坂口路歩の父・坂口輝光さんについてご紹介します。
父も高校球児
坂口路歩選手の父・輝光さんは県立岐阜商業の野球部員でしたので、路歩選手と同じ高校球児でした。
父・輝光さんが在学中の1999年に同校は夏の甲子園に出場。
しかし父・輝光さんは残念ながらベンチ入りメンバーから外れ、甲子園でプレーすることは出来ませんでした。
父・輝光さんのポジションや野球の経歴など確認できませんでしたが、自分が叶えることができなかった夢を路歩選手に託したのかもしれません。
路歩選手は父親に対して「(野球の練習)設備を全部整えてくれた」と語っています。
この夏、県岐阜商の久々の躍進と息子・路歩選手の活躍を誰よりも喜んでいるのではないでしょうか。
イケメン社長
坂口路歩選手の父・輝光さんは、メディアでも取り上げられたイケメン社長です。
坂口路歩選手の父・輝光さんは、現在43歳とまだ若く、坂口路歩選手の曽祖父が起ち上げた「坂口捺染」の若手経営者として活躍されています。
ド派手な外見と斬新な経営手法で、地元メディアから取材を受けることも多い父・輝光さん。
•一日の始まりは社員と一緒に「ヨガ」からスタート。
•従業員が出退勤時間を自由に設定。
•76歳の新入社員がいる。
•本社一角に「駄菓子屋」を開店。
地元愛がとても強い父・輝光さんは、これからも岐阜でビジネスを展開していくようです。
坂口路歩の祖父は甲子園投手!
坂口路歩選手の祖父である坂口清貴さんも、県立岐阜商業で投手として甲子園に出場しています。
1969年(昭和44年)春のセンバツに出場した県立岐阜商業は準々決勝まで勝ち上がりました。
祖父・清貴さんのポジションはピッチャー。
しかし、後に阪神タイガースからドラフト2位指名された鍛治舎巧さんが4番でエースとして活躍したため、清貴さんは甲子園で登板機会はなかったかもしれません。
祖父・清貴さんは、その年の夏は予選敗退したため、夏の甲子園に出場することは出来ませんでした。
鍛治舎巧さんは、昨年夏まで母校・県立岐阜商業の監督を務めていましたので、清貴さんは自分の孫をかつての仲間に預けて、成長を見守ってきたのですね。
祖父の清貴さんとは違い、ピッチャーではなく4番・ファーストの孫・路歩選手。
横浜高校戦のサヨナラヒットは祖父・清貴さんにとって最高の〝じいちゃん孝行〟になりましたね。

路歩選手は「おじいちゃんは毎日練習につきあってくれた」と語っています。まさに、親子3代で実現した甲子園での活躍ですね!
坂口路歩の姉は濃姫?
坂口路歩選手の姉である坂口ピナさんは、「濃姫」に選ばれたことがあります。
2024年3月、岐阜聖徳学園高校在学中に岐阜の『濃姫まつり』で行われたオーディションで、姉・ピナさんは第6代濃姫に選ばれました。
織田信長の正室とされる濃姫は「帰蝶(きちょう)」とも呼ばれ、2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で川口春奈さんが演じています。
他の映像作品でも内田有紀さん、柴咲コウさん、広瀬すずさんなど美人女優が演じており、坂口路歩選手のお姉さんである坂口ピナさんも、濃姫のイメージにふさわしい可愛らしい女性です。

「濃姫」の最終審査では得意の歌を披露したといいます。かわいくて、歌も上手なピナさんはお父さんやおじいちゃんに可愛がられているのでしょうね。
坂口路歩選手はドラフト候補?
坂口路歩選手は、現在、ドラフト候補として名前があがっています。
しかし、本人は高校野球を最後にプレーを終え、経営学を学ぶためにアメリカへの留学を希望しているとのこと。
高木守道さん、和田一浩さんなどプロ野球選手を多く輩出している名門・岐阜商業の4番打者・坂口路歩選手ですが、将来は父の会社「坂口捺染」を継ぐ予定だそうです。
185cm、85kgというサイズと天性の長打力を考えると、少しもったいないという感じもしますが、夏の甲子園を経験したことで考え方が変わる可能性もあるかもしれませんね。
準々決勝の横浜高校戦でサヨナラヒットを打ち、スカウトの注目度も一気に上がりそうですね!

路歩選手のご両親が出会ったロサンゼルスに行くのでしょうか。
まとめ
ベスト8が出そろった『第107回全国高等学校野球選手権大会』。
8強の中で唯一の公立校である県立岐阜商業の4番打者・坂口路歩(さかぐち・ろあ)選手が注目を集めていると同時に父、祖父、姉が話題となっています。
坂口路歩選手の父も祖父も元高校球児で県立岐阜商業のOBです。
父の輝光さんは、地元岐阜で「坂口捺染」の若手経営者として活躍されており、ド派手なキャラクターでイケメン社長として有名です。祖父の清貴さんも県立岐阜商業のOBで、投手として甲子園に出場しましたが、エースではありませんでした。
祖父と父の期待の期待に応えて、この夏、甲子園で活躍を続ける坂口路歩選手。
横浜高校戦のサヨナラヒットで、父と祖父に恩返しをすると同時に一気に全国区となった坂口路歩選手。
高校卒業後はアメリカ留学を予定していますが、ドラフトを含めて今後の進路が気になりますね。
コメント