村井知事はなぜ宮城県知事に?土葬墓地を検討?水道民営化に懸念の声!

政治

10月26日投票が行われる宮城県知事選挙に、現職の村井嘉浩知事が6期目を目指し早くも出馬表明をしました。

大阪出身の村井知事ですが、なぜ宮城県の知事として県政を担っているのでしょうか。

村井知事には自衛官の経歴があり、「復興の知事」といわれた5期20年の実績を称える評判と、近年の政策に疑問を抱く意見もあり、評価する層と評価しない層両方が存在するようです。

参政党の神谷代表がコメントした「水道を外資に売った」の真意も気になりますね。

そんな村井知事について詳しく解説していきます。

この記事でわかること

•村井知事なぜ宮城県の政治家に?
•村井知事はなぜ宮城県に土葬墓地を検討するの?
•村井知事はなぜ宮城県の水道を民営化にしたの?
•村井知事

村井知事なぜ宮城県知事に?

村井知事がなぜ宮城県の知事になったのか?の理由を村井知事の発するコメントから5つ考察

•宮城県を経済的中心地にしたい
•愛着のある宮城県で宮城県民密着の政治をおこなうため
•地方から日本を変えたいという情熱
•「誰がやっても政治は変わらない」風潮を変えたい
•自衛隊の経験から、防災や危機管理への強い関心

宮城県に対して、強い思いと愛着を感じますね。

なぜ宮城県の政治家になろうと思った?

村井知事がなぜ宮城県の政治家になった?の理由は、「経済の牽引役になる可能性のある宮城県を発展させたい」との思いからのようです。

自衛隊から宮城県議会議員として政治家へ転身した理由を「政治に不満があったから」と語る村井知事。

「自衛官は政治活動に関与してはいけない」とのルールがあるため、「自分が政治家となって、なおしていく」との思いから1992年に自衛隊を退職して政治の道へ入ったといいます。

宮城県議会議員を3期勤めたのち、「経済政策に力を入れるため」思いれのある宮城県知事に立候補したそうです。

大阪出身なのになぜ宮城県から出馬?

村井知事は大阪出身なのになぜ宮城県から出馬?の説明を、「自衛官時代から宮城県に住み地域への愛着が強くなったから」と説明されています。

大阪出身の村井知事ですが、前職はヘリコプターパイロットとして、東北方面航空隊(仙台露目駐屯地)などに勤務する陸上自衛官。

自衛隊を退職後、宮城県議会議員として3期務める中で、宮城県に根付いた存在になったようです。

宮城県に住み、生活していましたので「宮城は私にとって、もうひとつの愛するふるさと」との地域への愛着が、知事選への出馬動機の一つのようです。

村井知事はなぜ宮城県に土葬墓地を検討するの?

村井知事がなぜ宮城県に土葬墓地を検討するのか?の説明を、イスラム教徒などの埋葬のためのようです。

人口減少が進む宮城県では、働き手をインドネシアなどのイスラム教圏から集めています。

そのため、宮城県に移住して働いているイスラム教徒の慣習を意識して、労働力として定着してほしいとの思いから「土葬墓地」を計画。

宮城県では村井知事の意向を受け、県内に土葬が可能な墓地をつくる検討をスタ―トさせました。

村井知事の土葬墓地計画に反対の声!

村井知事の土葬墓地計画に対して、反対の声が多くあがっているようです

村井知事は土葬墓地に関して「元々、日本は土葬文化であり、キリスト教も土葬がベース。皇室もかつては土葬されていた」と発言。

しかし、現在の日本では亡くなった方はほとんど火葬されており(世界でトップの火葬率99.99%)。

現在の上皇陛下はすでに一般社会に合わせて「火葬を望まれている」と宮内庁が発表していますね。

環境問題などを懸念する声が多い現状。「愛着がある宮城県」の県民の声は届いているのでしょうか?

村井知事はなぜ宮城県の水道を民営化にしたの?

村井知事がなぜ宮城県の水道を民営化にしたのか?の説明を、人口減少による水道料金値上げの抑制のためと語っています。

「人口減少と水道インフラの老朽化→運営コスト増→水道料金値上げ→県民の負担に」

2022年4月、宮城県では全国の自治体で初めて水道事業の運営が民間事業に切り替わりました。

水質の悪化や災害時の対応など、県民からは不安視する声も上がっていますが、村井知事は積極的に民営化に舵を取りました。

水道民営化に批判の声!

宮城県の水道民営化に対して、批判の声があがっています

民営業者とは、外資系企業ヴェオリア・ジェネッツ社で議決権の過半数約51%の株を保有し、20年という長い契約期間にも不安視する声があがっています。

また、2025年7月、参政党の神谷宗幣代表が

神谷宗幣代表
神谷宗幣代表

水道という大事なものを民営化。なんで外資に売るんですか。

宮城の水道を担う法人は外資系企業が議決権の過半数を保有し、業務執行・意思決定を事実上支配している。

これに対して、村井知事は「外資系企業が事実上支配している」という主張は事実と異なる、と反論しています。

まとめ

6期目を目指し早くも出馬表明をした、現職の宮城県知事・村井嘉浩さん。

大阪出身の村井知事ですが、愛着がある宮城県から政治家の道へ。

宮城県議会議員を3期務めたのち、2005年宮城県知事選挙に立候補してから5期務めています。

知事当選当初は、宮城県民の支持を多く集めていましたが、「当選を重ねるに従って、独断専行の県政がどんどん強くなってきている」と評する声も。

「土葬墓地計画」「水道の民営化」さらには「国内最大600ヘクタールのメガソーラー計画」がこの秋計画されているといいます。

「愛着がある」から始まった政治家としての志。

愛着がある宮城県民を不安にさせてしまうようでは、本来の志とが違うのではないでしょうか?

この秋の宮城県知事選の結果が気になりますね。

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