鈴木俊一の父親は元総理大臣!妻はお嬢様?高市総裁が幹事長に起用!

政治

自由民主党の新総裁となった高市早苗さんは、新体制の発足に向けて党人事の調整に入っています。

10月7日にはその陣容がほぼ固まる見込みとなっており、すでに幹事長には鈴木俊一(しゅんいち)総務会長が起用される方針で固まっているようです。

鈴木俊一さんは、1953年(昭和28年)生まれの72歳。岩手県第2区選出の衆議院議員です。

地味なイメージで一般的にはあまり知名度が高いとはいえない鈴木俊一さんですが、その父親や親族には有名な人物の名前がズラリと並んでいます。

この記事では、高市新体制で自民党の幹事長になると予想される鈴木俊一さんの父親や妻などについて詳しくお伝えします。

鈴木俊一の父親は元内閣総理大臣!

鈴木俊一さんの父親は、第70代内閣総理大臣の鈴木善幸(ぜんこう)さんです。

歴代総理の中では決して目立つ存在ではなく、歴史に残るような業績こそ残していませんが、誠実な人柄で国民に安心感を与える政治家でした。

海外での知名度は低く、首相に選出された際、海外のメディアに「Zenko who?」と言われたエピソードは有名です。

調整型政治家として「和の政治」を掲げ、当時のアメリカ大統領レーガンとの関係もまずまずでした。

2002年に息子の俊一さんが小泉内閣で環境大臣として初入閣した際には、すでに91歳となっていた父親の善幸さんは「大臣になってうれしいよ」と語ったそうです。

父親・鈴木善幸は何をした人?

鈴木俊一さんの父親・鈴木善幸さんが何をした人なのかについては、「増税なき財政再建」で行政改革に挑み「国民に寄り添った政策を掲げた」内閣総理大臣でした。

国民の負担が増える増税を避けた政策

✔「第2次臨時行政調査会」を発足させ、赤字国債脱却を目指す

✔前年度予算額からの増額を認めない「ゼロ・シーリング」の導入

しかし、厳しい「歳出削減策」を取ったにもかかわらず、当時はバブル崩壊後で景気悪化による税収が伸び悩んでいた時代背景があり大苦戦。

予算案の前提が崩れてしまい、「赤字国債脱却を目指す」という公約に反して赤字国債の追加発行をすることになってしまいました。

これをきっかけに、財政再建が行き詰まり、鈴木善幸首相は任期途中で退陣表明することに。

父親・鈴木善幸さんの政治理念「足らざるを憂えるのではなく 等しからざるを憂える政治」はきっと息子・俊一さんに受け継がれていますね。

鈴木俊一の妻はお嬢様?

鈴木俊一さんの妻、1歳年下の敦子さんは旧姓を「堤」といい、パリ・トーメンの社長を父親にもつお嬢様といわれています

妻・敦子さんの父親・堤平五さんは、堤甲子三さんの養子になり「堤」姓ですが、旧姓は「小川」で、この「小川平五」さんは第78代内閣総理大臣・宮澤喜一さんの母方の叔父にあたる方だそうです。

妻・敦子さんの学歴や経歴などは一般の方のため情報は公開されていませんが、父親が総合商社のパリ・トーメンの社長であるなど、幼少の頃から「お嬢様」という環境で育ったのではないでしょうか。

妻・敦子さんの品のある優雅な雰囲気から、その育ちの良さが伝わってきますね。

鈴木俊一の子供は?

鈴木俊一さんと妻・敦子さんの間には、長男の俊太郎さんがいらっしゃいます

俊太郎さんは、父親の俊一さんが財務大臣をされていた際には秘書をされていました。

ネット上では「鈴木俊一」さんという、元東京都知事や市議会議員など同姓同名の方がいらっしゃり、その方との情報が混同されているようで、「1男2女」や「2男1女」などの噂があるようです。

しかし、確かな情報として確認されているのは長男の俊太郎さんであり、選挙時には地元岩手で行われる遊説や演説会に奔走し、「話し方がお父さんにそっくり」と言われていたようです。

鈴木俊一の学歴は?

鈴木俊一さんの学歴

小学校確認できませんでした
中学校麻布中学
高校麻布高校
大学早稲田大学教育学部

鈴木俊一さんは、生まれも育ちも東京。「御三家」の一角、名門・麻布高校から早稲田大学教育学部へ進んでいます。

麻布高校は中高一貫の私立男子高校ですので、おそらく麻布中学から麻布高校へと進学したと思われます。

鈴木俊一を高市総裁が幹事長に起用!

高市早苗新総裁が、鈴木俊一さんを自民党幹事長に起用したことが話題になっています。

高市新総裁は、党内の安定を優先し経験豊富で調整力に優れた鈴木俊一さんを起用した、という見方の一方で、麻生太郎さんとの関係で「幹事長には義理の弟・鈴木俊一の起用」を約束したのでは、ともいわれています。

党内外からは「的確な人選」との評価する声があがっており、調整型の政治家としての手腕に期待が高まっているようです。

鈴木俊一と麻生太郎の関係は?

高市早苗新総裁のもと、自民党幹事長に起用される鈴木俊一さんですが、麻生太郎さんとは義理の兄弟いう関係(麻生太郎さんの義弟)になります

戦後の日本で名宰相として名を残す、あの吉田茂さんを祖父にもつ麻生太郎さんですが、実は鈴木俊一さんのお姉さんである千賀子さんは、麻生太郎さんの奥さんです。

第92代内閣総理大臣でもあった麻生太郎さんは、85歳となった現在も「麻生派」の領袖として隠然とした力を有しています。

副総裁には、党のキングメーカーとして大きな存在感を発揮する麻生太郎さんが就くようですね。

まとめ

自由民主党の新総裁となった高市早苗さんは、新体制の発足に向けて党人事の調整に入っています。

10月7日にはその陣容がほぼ固まる見込みとなっており、すでに幹事長には鈴木俊一総務会長が起用される方針で固まっているようです。

鈴木俊一さんの父親は、第70代内閣総理大臣の鈴木善幸さんです。

歴代総理の中では決して目立つ存在ではなく、歴史に残るような業績こそ残していませんが、誠実な人柄で国民に安心感を与える政治家でした。

鈴木俊一さんの妻、1歳年下の敦子さんはパリ・トーメンの社長を父親にもつお嬢様といわれています。

自民党幹事長に起用される鈴木俊一さんですが、副総裁に就任予定の麻生太郎さんとは義理の兄弟という関係になります。

麻生さんとともに、高市体制を支える調整型の政治家としての手腕に期待が高まっているようです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました