日本人の心のふるさと・伊勢神宮がある三重県。
いま、この歴史と文化に彩られた三重県の知事選が迫っています。
8月21日に告示、9月7日に投票を控える三重県知事選挙には、すでに現職の一見勝之(いちみ・かつゆき)知事が早々に出馬の意志を表明しています。
2期目を目指し出馬した一見勝之さんに関心が寄せられていると同時に、プライベート面も注目されており、家族構成などについて解説していきます。
•一見勝之の家族構成や妻の存在は?
•一見勝之の実家や父親は?
•一見勝之の学歴・経歴・政党は?
一見勝之の家族構成は?
三重県知事2期目を目指す一見勝之さんの家族構成は、妻と2人暮らしと思われます。
一見勝之さんには、『神戸の港湾運送担当課長の時、新婚時代を過ごした』との情報がありますので、1991年頃には結婚されていたとおもわれます。
当時は、運輸省の神戸・港湾運送担当の課長を務めており、1992年秋に異動となるまで新婚生活を神戸で送ったようです。
離婚された、との情報もなくお2人で生活していると思われ、まもなく「珊瑚婚式」でしょうか。
一見勝之さんの妻の年齢や経歴など、一般の方のため情報は公開されておらず確認できませんでした。
また、子供に関しての情報もないようですので、子供はいないとおもわれます。

2021年、初当選の際は「ソーシャルディスタンス」がとられていたため、会見は一人でしたが、再当選したら奥さんが隣にいらっしゃるかもしれませんね。
一見勝之の家族・妻の存在は?
一見勝之さんにとって家族である妻は、「癒しを与えてくれる」存在だとおもわれます。
2024年1月に行われた『ひきこもり支援フォーラム』で一見勝之さんが引用したのは歌人・石川啄木の「一握(いちあく)の砂」の一節。
「友がみな われよりえらく 見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻としたしむ」
ここで「妻」があるのを引用し、さらに続けて
家族と「今日こんな嫌なことがあったんや。私が何かやっとってもしゃあない気がするんやわ」というような話をして人間はリセットしていくのだと思います。

一見勝之さんの奥さまは、多忙な業務の夫を思いやる優しい方なのでしょうね。
妻は登山女子?
一見勝之さんの趣味は「山歩き」ですので、妻も一緒に楽しんでいると思われ「登山女子」の可能性があります。
一見勝之さんは、「年数回は日帰りや一泊で奥多摩や鈴鹿の山へ」行くと語っています。
鈴鹿には「鈴鹿セブンマウンテン」と呼ばれる7つの山々(御在所岳・鎌ヶ岳・藤原岳・竜ヶ岳・釈迦ヶ岳・雨乞岳・入道ヶ岳)があります。
この山の名前が出てくるあたりは、「山歩き」をかなり本格的におこなってるようですね。
登山の好きな女性は、好奇心旺盛で、ポジティブな思考を持っているといわれています。
多忙な業務をこなす一見勝之さんを支える家族として、同じ趣味を楽しみながら、お二人で前向きに人生を楽しんでいるのではないでしょうか。
一見勝之の実家は?
一見勝之さんの実家は、三重県亀山市にあり酒屋さんと兼業でお米、お茶の農業を営んでいたようです。
確かに「亀山市」「お茶」で検索すると「一見製茶」という社名にヒットします。
小学校の学区内(後述)ですので、ご家族またはご親族ではないかと思われますが、一見勝之さんとの関係は確認できていません。
「亀山市」「酒屋」ではそれらしい酒屋さんは検索されませんので、もしかしたら辞められたのかもしれませんね。
一見勝之さんは1963年に酒屋の長男として生まれ、小学校6年生の時には「ビール1ケースを一人で5階まで運ぶ」との情報がありますので、一人っ子の可能性があります。
ご両親に関しても一般の方のため情報を確認することはできませんでした。
父親は厳しい?
一見勝之さんの父親は、厳しく息子を育てようとしたとおもわれます。
•中学・高校時代:自宅から亀山駅まで片道6キロ、雨の日も雪の日も毎日自転車通学
•予備校生時代:父との約束を守り、1年間ほぼ毎日約3キロのランニングを続ける
前述しましたが、一見勝之さんは「小学校6年生の時にビール1ケースを一人で5階まで運ぶ」と記しています。
ビール瓶1ケースは約22キロ。
この重さを小6で5階まで運ぶよう指示するお父さんは「昭和時代の頑固おやじ」イメージの方かもしれません……ただ、息子さんを甘やかすことなく、厳しく育てよう、という意志が感じられます。
その思いはしっかり一見勝之さんに受け継がれ好きな言葉に「鞠躬尽力(きっきゅうじんりょく)」身を慎み、誠心誠意全力を尽くすに表れていますね。
一見勝之の学歴は?
一見勝之さんの学歴は、昭和時代に受験期を迎えた地方出身者としては、文句のつけようがないエリートといえます。
1967年 | 川崎愛児園入園 |
小学校 | 亀山市立川崎小学校 |
中学校 | 私立高田中学校(中高一貫) |
高校 | 私立高田高校(中高一貫) |
大学入学 | 東京大学文科Ⅰ類 |
大学卒業 | 東京大学法学部 |
高校卒業後、ご家族支援のもと1年間東京で浪人生活(駿台予備校)に通い、東京大学文科Ⅰ類に合格。
大学ではサッカー部に入り、大学外では空手道場に通ったそうです。

東京大学でサッカー部に空手道場……まさに「文武両道」ですね!
出身中学は?
一見勝之さんの出身中学は、三重県津市にある私立高田中学校です。
私立高田中学校は高田高校と中高一貫6年制になっており、中高一貫教育を提供する学校であり、
宗門立学校として仏教に基づいた教育を行っている、男女共学校です。
近年は地元からだけではなく、「高田ならではの落ち着いた教育」を求める生徒や親御さんの根強い人気から、愛知や奈良からの越境受験生が増えているようです。

一見勝之さんもご家族と相談されて「高田」に決められたかもしれませんね。
私立高田高校とは?
私立高田高校は、有名国立、私立大学に多くの合格者を出している進学校です。
「高田高校」は全国的にはそれほど知名度は高くありませんが、普通科特進コースは偏差値60台半で、進学実績は、
東京大学5名、名古屋大学5名、大阪大学7名、三重大学40名、早稲田大学13名、慶応大学8名、同志社大学30名、立命館大学60名
広大な敷地と充実した施設が整い、全校生徒2400名が勉学に励んでいます。

「高田高校」のオープンキャンパスには、多くの家族が参加されて人気です。
一見勝之の経歴は?
一見勝之さんの経歴は、とても華やかでハイスペックです。
1986年 | •国家公務員採用Ⅰ種試験に合格 •東京大学法学部を卒業後運輸省に入省 |
1991年 | •運輸省神戸海運監理部運航部港運課長 |
2018年 | •海上保安庁次長 |
2019年 | •国土交通省自動車局長 |
2020年 | •内閣府総合海洋制作推進事務局長として退官 |
2021年 | •三重県知事選挙に出馬して初当選 |

東大法学部→国家公務員キャリア採用→国交省→内閣府→三重県知事……非の打ちどころがない経歴ですね!
一見勝之の政党は?
一見勝之さんは、「無所属」で出馬していますが、与野党が相乗りで支援しています。
2021年、前回の三重県知事選挙の時も「無所属」で出馬しましたが、『自民党・公明党・立憲民主党・国民民主党』の与野党相乗りでの支援があり、見事当選しました。
この時の対戦相手は「共産党」推薦の石川剛さん。
今回の知事選挙でも一見勝之さんは、「無所属」での出馬を予定しているようです。
8月22日告示ですが、早くも『国民民主党・公明党』が一見勝之さんを推薦すると表明し、立憲民主党は推薦を党本部に上申、自民党は今のところ確認できていません。
今回の対戦相手も「共産党」推薦の石川剛さんになる見込みです。
まとめ
伊勢神宮がある三重県で知事選挙が迫っており、現職の一見勝之知事が出馬の意志を表明しています。
1963年生まれ、現在62歳の一見勝之さんは、地元の高田中学・高田高校から1年間の浪人を経て東京大学文科Ⅰ類へ進学。
東京大学法学部を卒業後、運輸省(現・国土交通省)に入省。海上保安庁次長、国土交通省自動車局長、内閣府総合海洋制作推進事務局長を歴任。
2021年、故郷・三重県の知事選挙に出馬して初当選。今回2期目を目指して選挙戦にのぞみます。
一見勝之さんの家族は奥さまとお二人で生活されているようで、多忙な仕事の合間をぬって共通の趣味である「山歩き」を楽しんでいるようです。
お二人で支え合いながら、歴史と文化に彩られた三重県のために頑張ってほしいですね。
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