2025年8月21日に告示、9月7日に投票を控える三重県知事選挙。
歴史と文化に彩られた三重県の知事選が迫っており、元四日市市会議員の伊藤昌志(いとう・まさし)さんが8月9日、出馬表明しました。
2011年、東日本大震災でボランティア活動に参加したことが政治家を目指すきっかけになったという、元ランナーでもある伊藤昌志さんについて詳しく解説していきます。
•伊藤昌志は元四日市市議で元参政党員?
•伊藤昌志の学歴や経歴は?
•伊藤昌志の家族構成は?
•伊藤昌志はメガソーラー阻止の政策
伊藤昌志は元四日市市議で元参政党員?
三重県知事選挙に立候補した伊藤昌志さんは、元四日市市議であり元参政党の党員でした。
伊藤昌志さんは、四日市市議会議員を1期務めています。
無所属で出馬した伊藤昌志さんでしたが、2021年頃に参政党の党員になったようですね。
元四日市市議会議員や元参政党の党員についてもう少し詳しく解説していきます。
元四日市市議会議員
伊藤昌志さんは2019年から2023年まで、四日市市議会議員を1期務められています。
2019年4月21日におこなわれた四日市市議会議員選挙では、41人が立候補し34人が当選。
「四日市を市民目線で改革」「予防医療・福祉・防災・子育て支援」を訴え、伊藤昌志さんは無所属新人で出馬して3549票獲得、7位で初当選しました。
過去に伊藤昌志さんは、2012年・2016年と四日市市長選にも立候補されており、このときは残念ながら落選。
2度の落選から四日市市議会議員になり、政治に携わることが出来るようになった伊藤昌志さんは、もともとどの政党にも属していませんでしたが、市議会議員時代に一つの決断をします。
元参政党の党員
伊藤昌志さんは、元参政党の党員でした。
伊藤昌志さんは、四日市市議会議員として活躍されていた2021年頃参政党の党員になったようです。
参政党が政治団体として活動を始めた当初の主要メンバーの一人だったようで入党し参政党の公認に。
しかし、その後に伊藤昌志さんの政治的スタンスと、参政党のスタンスにギャップを感じ2022年11月頃参政党を離れる決断をしたようです。
伊藤昌志さんは「元参政党員です」とコメントを出されていますね。
私は参政党員ではありません。
— 伊藤まさし #三重県知事立候補予定者 完全無所属 (@trymarcy) July 8, 2025
元参政党員です。
結党時の公認議員で、公認議員を自ら辞してサポーター会員となり、3年前の参院選後にサポーター会員も辞めました。#参政党 #元参政党
しかし、「みんなで日本を動かそう」「腐った政治をぶっ壊せ」など既存政治に対する厳しい姿勢には現在の参政党と共通する部分があるかもしれません。
今回の三重県知事選挙においても「完全無所属の戦い」と自らの選挙戦を表現しており、既存の政党に属さずに政策を訴えるスタンスのようです。
伊藤昌志の学歴は?
伊藤昌志さんの学歴は、まさしく文武両道!
小学校 | 羽津小学校 |
中学校 | 羽津中学校 |
高校 | 四日市高校 |
大学 | 順天堂大学 体育学部健康学科 |
大学院(2024年) | 三重大学大学院人文社会科学研究科修士課程修了 |
地元の公立進学校である偏差値70前後の三重県立四日市高校から、順天堂大学体育学部健康学科へ進学し、地元へ戻って三重大学大学院人文社会科学研究科で学びました。
陸上の名門・順大で中距離ランナー
伊藤昌志さんは四日市高校を卒業後、順天堂大学で中距離ランナーとして競技を続けました。
順天堂大学は、箱根駅伝でも名を知られる陸上の名門で、伊藤昌志さんは1500mを専門とする中距離ランナーとして活躍されたようです。
伊藤昌志さんは、競技者として大会に出場するだけではなく、しっかりと中学・高校の保健体育教員免許を取得しています。
伊藤昌志の経歴は?
伊藤昌志さんの経歴です。
1992年 | 八千代工業株式会社(元実業団陸上競技選手) |
元いなべ市社協勤務(いなべ市出向) | |
2001年(31歳) | 個人事業主として学習塾経営 NPO法人を設立 小中大学などのスクールカウンセラーなど |
2011年東日本大震災 | ボランティア活動がきっかけで政治家を志す |
2012年 | 四日市市長選 落選 |
2016年 | 四日市市長選 落選 |
2019年 | 四日市市の市議会議選 初当選 |
2024年 | 衆議院議員選挙で国政に挑戦 落選 |
「未来に向けて挑戦する覚悟を決め、人生の後半は全て政治活動に捧げることにした」と宣言し、捲土重来を期して、今回の三重県知事選挙へのチャレンジとなったようです。
伊藤昌志の家族構成は?
伊藤昌志さんの家族構成は、妻とお子さんが1人はいらっしゃるとおもわれます。
2024年の衆議院議員選挙に立候補した際、プロフィール欄の「地域活動」として「四日市高校PTA会長」と記されていました。
お子さんが自身の母校である三重県立四日市高校に進学したと思われますが、学年や性別などの詳細は確認できませんでした。
また伊藤昌志さんの妻に関しても、一般の方のため情報は確認できず、プライバシーがしっかり守られているとおもわれます。
伊藤昌志はメガソーラー阻止の政策!
伊藤昌志さんは、メガソーラー阻止の政策を掲げています。
公選ビラ到着!
— 伊藤まさし #三重県知事選挙立候補予定者 完全無所属 (@trymarcy) August 18, 2025
掲げるのは――
✅ 全国初の県民税減税
✅ 利権政治の象徴・メガソーラー阻止
いよいよ21日から、三重県知事選挙が始まります🔥#三重県知事選挙#メガソーラー阻止#全国初の県民税減税 pic.twitter.com/q7jduzXEUn
また、2025年8月18日、冨永愛さんのx(旧Twitter)への投稿に対して
有名人も次々と声をあげ始めています。この流れを国民運動へと広げよう!#三重県知事選挙#メガソーラー阻止#国民運動 https://t.co/MVDMQqU1qf
— 伊藤まさし #三重県知事選挙立候補予定者 完全無所属 (@trymarcy) August 18, 2025
メガソーラーは「利権の象徴」と語る伊藤昌志さん。

しがらみを断ち切る!県民税や自動車税を減税し、メガソーラーなどを阻止、神聖な三重の地を守る。
メガソーラーや裏金問題など「しがらみを断ち切る政治」を目指し三重県知事選挙に立候補されたようです。
自らのホームページで掲げる「日本大改革」へ向けて、まずは生まれ育った四日市から一歩踏み出す決意のようですね。
まとめ
9月7日投票の三重県知事選挙に、元四日市市議会議員で元参政党員の伊藤昌志さんが立候補しました。
1970年1月17日三重県四日市市生まれの伊藤昌志さんは、2011年東日本大震災のボランティア活動をきっかけに政治家を志すようになったそうです。
2012年、2016年の四日市市長選の落選後、2019年四日市市議会議員に初当選された伊藤昌志さん。
四日市市議会議員として活動されていた2021年頃参政党の党員になりましたが、2022年秋頃離党。
今回の三重県知事選挙には「完全無所属」で「しがらみを断ち切る政治」を掲げ立候補されました。
9月に投票が行われる三重県知事選挙で、新しい風を起こすことが出来るでしょうか?
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