2025年10月から放送されるNHK朝ドラ『ばけばけ』の主人公・松野トキは、『怪談』で知られる小泉八雲の妻・小泉セツがモデルです。
小泉セツの生涯や業績はこれまで広く知られることはありませんでしたが、今回朝ドラで主人公のモデルに取り上げられたことで、一躍スポットライトがあたる事態となっています。
小泉セツはどんな人で何をした人なのかなど詳しく解説していきます。
•小泉セツはどんな人で何をした人?
•小泉セツが支えた夫・小泉八雲はどんな人?
•小泉セツを演じる女優はどんな人?
小泉セツはどんな人で何をした人?
小泉セツは、英語や国語の教科書に掲載されることもある「小泉八雲」の妻です。
一般的にはあまり有名ではありませんが、今回NHK朝ドラ『ばけばけ』ヒロインのモデルとして取り上げらることで、一気に知名度が高まると思われます。
小泉セツとはどんな人物で何をした人だったのか、ご紹介していきます。
小泉セツはどんな人?
江戸時代最後の年である1868年生まれの小泉セツは、出雲松前藩(現在の島根県)の武家に生まれ、18歳で結婚しますが、22歳で離縁してますので2度結婚しています。
父方も母方も名家でしたが没落士族となり生活は困窮。
小泉セツは家計を支えるために「住み込み女中」として、英語教師として島根にやってきたラフカディオ・ハーン(後の小泉八雲)の身の回りの世話をすることになりました。
小泉セツとラフカディオ・ハーンの年の差は18歳でしたが、同居して半年が過ぎる頃には「住み込み女中」としての扱いではなく、ほどなく恋人同士のようになり、1891年に結婚。
当時としてはかなり珍しい“国際結婚”となりました。

戸籍上は“セツ”ですが、本人は“節子”の方が気に入っていたようですね。
小泉セツは何をした人?
小泉セツさんは、夫の小泉八雲が日本に関する作品を書く上での素材を用意し提供することで、小説家・著述家の妻として大いに貢献しました。
また、日本語が得意ではない夫のために、常に夫のそばにいてその片言の日本語を理解して意志疎通を図り、周囲とのコミュニケーションをサポートしました。
その片言日本語は、ラフカディオ・ハーンの「ハーン」が訛って「ヘルンさん言葉」といわれ、14年間の結婚生活の間、「ヘルンさん言葉」で夫婦の会話を行っていました。
晩年に夫との暮らしぶりをつづった『思い出の記』を残しています。
小泉セツに子供は何人?
小泉セツと夫・八雲のふたりの間には4人の子供に恵まれました。
長男:小泉一雄 | 「父小泉八雲」を執筆 |
次男:稲垣巌 | 4歳の時セツの養家である「稲垣」姓を名乗る |
三男:小泉清 | 東京美術学校時代に「シズ」と結婚 |
長女:小泉寿々子 | 3歳の時、風邪から脳膜炎を患う |
夫の小泉八雲は54歳で急逝しましたが、セツは立派に4人の子供を育て上げました。
小泉セツが支えた夫・小泉八雲はどんな人?
小泉セツの夫である小泉八雲(本名:ラフカディオ・ハーン)は、明治時代の小説家・英文学者です。
1850年にイギリス人の父親とギリシャ人の母の間に誕生。
1890年に来日、40歳で島根の松江で英語教師として働きはじめます。
その後、熊本・神戸・東京で英語教師をしながら、1904年に54歳でなくなるまでの14年間で13冊の著作を残しました。
明治時代の日本を海外に紹介した功績も知られていますが、小泉八雲が日本で愛され続けている理由は、古くより日本に伝わる伝説や幽霊のお話を小説としてわかりやすく広めたことにあります。
小泉八雲の代表作は?
小泉八雲の代表作は、日本の民話や伝承から作られた『怪談』や日本の生活や風俗を描いた『知られぬ日本の面影』があります。
特に『耳なし芳一』『雪女』『ろくろ首』など17編の物語をおさめた『怪談』は、子供向けに編集された児童書として人気が高く、小学生時代に読んだ方も多いと思います。
小泉八雲の『怪談』は、妻セツから聞いた話や民族資料などを基に、わかりやすい言葉と美しい文体で表現されたいます。
これらの『怪談』の物語は、作者以上に作品の知名度が高く、海外でも紹介されて世界中で読み継がれる作品になっています。
小泉セツを演じる女優はどんな人?
『ばけばけ』で松野トキ(小泉八雲の妻・セツがモデル)を演じるのは、2002年生まれの現在22歳・高石あかりさんは、宮崎県出身の若手女優です。
高石あかりさんは、『ばけばけ』で朝ドラのヒロインオーディションが3回目であることを明かしています。
2022年度後期の『舞いあがれ!』(主演:福原遥)、現在放送中の『あんぱん』(主演:今田美桜)でもオーディションを受けていたようです。
清楚な雰囲気の可愛らしい女性ですが、「カメレオンのような女優になりたい」語っており、演技に取り組む姿勢が高く評価されており、今後の成長が楽しみな女優さんです。
小泉セツを知るために記念館へ
小泉セツの生涯をもっと深く知りたい方は、島根県松江市にある『小泉八雲記念館』を訪れてみてはいかがでしょうか。
小泉セツの曾孫(ひまご)である小泉凡さんが館長を務める『小泉八雲記念館』。
小泉八雲の机は椅子、原稿や書籍を展示しており、オリジナルグッズの販売や、実際に小泉セツと八雲が暮らした旧居がいまも保存されており、二人が愛した美しい庭も保存されています。
2025年10月からNHK朝ドラ『ばけばけ』が放送されることで、現在、同館では企画展『小泉セツ―ラフカディオ・ハーンの妻として生きて』第2期を開催中です(9月5日まで)。
小泉セツの生涯に光をあてた企画展となっていますので、詳しくは→引用元:小泉八雲記念館
『小泉八雲記念館』
入館料(個人) | 大人 600円 | 小中学生300円 |
開館時間 | 4月-9月 | 9:00~18:00 |
10月-3月 | 9:00~17:00 |
〒690-0872
島根県松江市オクタニ町322
TEL:0852-21-2147
まとめ
2025年10月から放送されるNHK朝ドラ『ばけばけ』の主人公・松野トキは、『怪談』で知られる小泉八雲の妻・小泉セツがモデルです。
小泉セツの生涯や業績はこれまで広く知られることはありませんでしたが、今回朝ドラで主人公のモデルに取り上げられたことで、一躍スポットライトがあたる事態となっています。
小泉セツは、英語や国語の教科書に掲載されることもある「小泉八雲」の妻です。
小泉セツさんは、夫の小泉八雲が日本に関する作品を書く上での素材を用意し提供することで、小説家・著述家の妻として大いに貢献しました。
『ばけばけ』で小泉セツさんを演じるのは、宮崎県出身の若手女優、高石あかりさんです。
小泉セツの生涯をもっと深く知りたい方は、島根県松江市にある『小泉八雲記念館』を訪れてみてはいかがでしょうか。
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