倶知安(くっちゃん)神社は、北海道の西部、倶知安町の中心部に近い小高い場所に鎮座し、羊蹄山とアイヌプリの山々を見渡すことができる素晴らしいロケーションに位置しています。
北海道らしさを感じさせる雄大な自然に囲まれた倶知安神社には、誉田別尊を含む11柱と大変多くの神々が祀られています。
そのため、勝負運や商売繫盛・五穀豊穣・縁結びと多種多様な願い事とご利益を授かれる神社としてこの地に根付いています。
このブログでは、倶知安神社のご利益や歴史、御朱印やアクセスについて詳しく解説していきます。
倶知安神社の荘厳に触れ、多大なるご利益と歴史的背景など、魅力をたっぷりお届けします。
倶知安神社とは?ご利益や歴史について

倶知安神社は、人々に精神の浄化と土地からのエネルギーを与える身近な神社として、地域の人々に愛され続けています。
羊蹄山に見守られる倶知安町を訪れると、北海道らしさが感じられるのどかな風景の中、約6000坪の広大な倶知安神社の境内が迎えてくれます。
春はあでやかな桜、夏はあざやかな緑、秋は錦秋、冬は一面の雪原と四季折々に美しい表情を楽しむことができます。
雄大な自然を身近に感じる空間で「慌ただしい日常からの解放」を体験することにより、新たな活力とご利益を得ることができるでしょう。
倶知安神社のご利益は?
倶知安神社には、誉田別尊をはじめとする多くの神様が祀られており、多大なご利益を授かることができます。
御祭神名/ご利益
•誉田別尊…勝負運・出世運
•阿倍比羅将軍…地域守護・開拓精神
•天照大御神…国土安泰・家内安全
•大山祇神…山岳丘陵守護・農業や林業守護
•保食神…五穀豊穣・食物保護
•菅原道真公…学業成就・厄除け
•大国主命…商売繫盛・恋愛成就・無病息災
•事代主神…商売繫盛・海上安全
•天之鈿女命…芸能芸術・縁結び
•大山咋神…地域鎮護・家内安全
•玉姫稲荷大神…商売繫盛・縁結び
豊かで美しい自然に恵まれた環境の中、数多くの神々が祀られている倶知安神社は、それぞれの神様のご利益が合わさり、多くのご加護を受け取ることができるでしょう。
倶知安神社の歴史は?
倶知安神社の歴史は、古代と近代の二つの歴史が交差しています。
•659年に阿倍比羅夫がこの地に郡領を置いたという、飛鳥時代の記録が残っています。
•1896年(明治29年)クッチャン原野に入植した縫部兼次郎らが開拓の守護神として、石清水八幡宮から誉田別尊の御分霊をし守護神として祀ったのが始まりとされています。
およそ半世紀後の1942年(昭和17年)には石造大鳥居が建設され、1965年(昭和40年)不慮の火災で社殿が全焼しますが、8年後に再建します。
1966年(昭和41年)に倶知安神社へ改称、1992年(平成4年)には郷社になり現在に至り、信仰の中心的存在になりました。
倶知安神社の御朱印は?
倶知安神社の御朱印は、直接記帳と書き置きがあり社務所で授かれ、羊蹄山を表す「蝦夷富士」の文字が墨書きで力強く書かれています。(初穂料:500円)。
また、倶知安神社では境内社2社と、兼務社1社の御朱印も授かることができます。
•羊蹄山神社…「羊蹄山神社」の朱印と羊蹄山の絵柄
•倶知安神社頓宮…「倶知安神社頓宮」の朱印と倶知安神社の絵柄
•京極八幡神社…「京極八幡神社」の四角い朱印と、2羽の鳥が描かれています(書置きのみ)
御朱印収集家にとって倶知安神社は、一度に複数の御朱印のご利益を授かることができると大変人気になっており多くの参拝者が訪れます。
倶知安神社のお守りは?
日本人に根付いた縁起物の1つ「お守り」ですが、倶知安神社にはオリジナルのお守りが豊富に揃っています。
その中でもおすすめのお守りをご紹介いたします。
•「勝守」…勝負運アップや人生の岐路に、勝ちを願う人々に人気。
•「わんこのおまもり」…ペットのお守り、犬以外のペットを飼われている人も授かります。
•「比羅夫守」…阿倍比羅夫将軍にあやかり、出世開運・家内安全を願うお守り。
商売繫盛、無病息災、学業成就、縁結びと目的に応じて多種多様なお守りが用意され、祈りが込められています。
ご自分や相手の願いにあったお守りを身に着けるため、それぞれに対してご利益のあるものを選んでみてはいかがでしょうか。
倶知安神社のパワースポットは?
倶知安神社は、長い歴史を積み重ねてきた緑豊かで静寂な空間が「倶知安のパワースポット」としても知られています。
倶知安神社には、誉田別尊をはじめとする非常に多くの神々が祀られており、それらの神様が持つご利益が合わさることによって、参拝される方々に力強いパワーを授けるとされています。
高台に位置していることから羊蹄山の雄大な姿を望むことができ、静寂な境内は清々しい空気で満ち溢れ心身を浄化させてくれますので、倶知安神社そのものがパワースポットと言えるでしょう。
心の安らぎと運気の上昇を感じることができる倶知安神社を、訪れることをおすすめします。

とにかく空気が美味しいです。たっぷり深呼吸しましょう。
倶知安神社参拝の注意点は?
倶知安神社は高台の自然豊かな環境に鎮座していますので、いくつかの注意点を押さえることで充実した参拝をおこなえます。
木々が生い茂る倶知安神社は、石段や坂道があるため足元が悪く、できるだけ明るい時間帯で余裕をもって参拝に訪れましょう。
本殿に続く道を歩く時は心を安定させ、多くの神々によって守られてきた歴史に深謝しながらゆっくりと進み、手水舎で心身を浄化したら会話をせずに本殿へ進みます。
本殿参拝の際は、自身の願い事が、良い方向に導いて頂けるイメージをしっかり持つことが大切です。
これらの注意点を押さえることで、倶知安神社の多くの神様から多大なご利益を受け取り、前向きな気持ちになることでしょう。

倶知安神社の本殿までは、階段と坂道ですので歩きやすい靴がおすすめです。
倶知安神社のアクセス方法
倶知安神社の最寄り駅は、JR倶知安駅になります。
具体的なアクセス方法は以下の通りです。
バスを利用する場合
•JR倶知安駅→道南バス(京極線 喜茂別)→「倶知安神社」(所要時間:約10分、片道約300円)下車→徒歩約4分→倶知安神社
•JR倶知安駅から徒歩約15分でいくこともできます。
車を利用する場合
•倶知安中心部→国道230号線→倶知安神社(約6分、約2.5㎞)
倶知安神社に駐車場(約10台、無料)があります。
〒044-0072北海道虻田郡倶知安町八幡476
まとめ
北海道を代表する雄大な羊蹄山やニセコ連山を一望することが出来、訪れただけでエネルギーが湧いてくるような自然豊かな地に鎮座する倶知安神社。
開拓の歴史と深く結びついた由緒ある倶知安神社は、地域の人々の精神的支柱となり、心の癒しと厚い信仰を集めてきました。
倶知安神社には誉田別尊をはじめとする多くの神様が祀られていることから、多方面の分野においてご利益と運気アップが期待できます。
倶知安神社の境内には、「羊蹄山神社」「倶知安神社頓宮」が末社として、「京極八幡神社」が兼務社として鎮座していますので、一度訪れると複数の御朱印とご利益を授かれることができ、大変人気になっています。
倶知安神社は大自然のエネルギーを存分に感じることができるパワースポットで、新しい力を得られる良い機会になりますので、足を運ぶことをお勧めします。
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