2025年10月4日に投開票が行われる自民党総裁選は5名が立候補しています。
事実上、小泉進次郎さんと高市早苗さんの一騎打ちという様相を呈していますが、最有力と目される小泉進次郎さん陣営がいわゆる「ステマ指示」をしたのでは、と話題になっています。
さらに、ステマコメントをするよう指示するメールを送信したのが、小泉家との繋がりがある牧島かれんさんの事務所という事実が波紋を呼んでいます。
話題の中心になっている牧島かれんさんの夫や子供、父親や実家など詳しく解説していきます。
•牧島かれんに夫や子供は?
•牧島かれんの父親や実家は?
•牧島かれんが総裁選のステマ指示?
牧島かれんに夫や子供は?
牧島かれんさんは、2025年の現在も夫や子供がいる、という情報は確認できませんので結婚されていないようです。
牧島かれんさんは、1976年11月1日生まれの48歳ですが、初当選した36歳の時のインタビューでは、

結婚願望はあります。先輩議員のなかにも結婚・子育というロールモデルが増えているので後を追いたいと思う。結婚相手(夫)にそれほどこだわりはないです。
また、以前自身のSNSでは
だって今すぐ結婚したって、60年後は93才。ダンナ様が年上だったらますます厳しいハナシ。ダイアモンド婚は永遠の憧れです☆☆☆RT @angelrefle @makishimakaren すみません、不謹慎にも吹き出してしまいました。
— 牧島かれん (@makishimakaren) September 20, 2010
結婚=夢と表現しているので、今後の人生において彼女の活動に理解のある(父親のような?)、夫になる人との出会いがあれば、結婚と言う選択があるかもしれませんね。
夫婦別姓を容認?
結婚されていない牧島かれんさんですが「選択的夫婦別姓制度」に関して容認の立場をとっています。
2021年の衆議院議員選挙の際、政策アンケートで「やや賛成」より強い「賛成」としており、さらに「同性婚を法律に明記すること」も賛成としています。
更に、2025年3月テレビ出演された際に「選択的夫婦別姓制度」の法制度化を巡り「党議拘束を外すのも一つの選択肢」と押し進める立場で発言されています。
牧島かれんさんは「選択的夫婦別姓制度」の必要性について以前のインタビューで

博士号を取得する際に学術論文を書いてきた。氏が変わった場合に業績の継続性が証明されるのかという懸念や、パスポートの表記で不安を感じる人もいる。
立場上の発言もあると思いますが、(厳しい言い方をすれば)
「選択的夫婦別姓制度」を進めるのであれば、結婚することによって起きる、想像もしなかったようなことを実際に体験されてからの方が、一般の方にとっては説得力があるかもしれませんね。
牧島かれんの父親は?
牧島かれんさんの父親である牧島功さんは、小泉家の秘書や神奈川県議会議長を務め、政界引退後も地元横須賀について提言を発信してきた「横須賀のドン」といわれる存在だったようです。
横須賀出身の父・牧島功さんは、明治大学商学部を卒業後、小泉純也元防衛庁長官・小泉純一郎元首相の秘書を務めていました。
その後、1987年から神奈川県議員を通算9期務め、地元では「横須賀のドン」といわれるまでに。
父親が政治家だったことから、牧島かれんさんにとって学生時代から「政治は身近な存在」でした。
また実家と事務所が一緒だったことから、いろいろな人が集まってくる環境の中で、父親の政治家としての立ち居振る舞いを学んだのではないでしょうか。
小泉家3代に仕える?
前述の通り、父親・牧島功さんは、小泉純也・純一郎の秘書を務めており、牧島かれんさんは、小泉純一郎さんを応援する立場にあったことから、「牧島家は小泉家三代に仕えている」と言えるでしょう。
小泉純也議員が防衛庁長官に就任したのは、東京オリンピックが開催された1964年なので、この頃からの牧島家との関係だとすると実に60年以上。
小泉家と牧島家は父親・功さんからの一般的な感覚では推し量れない深い関係だったと想像できます。
しかし、今回総裁選では牧島かれんさんの事務所による不手際で亀裂が入り、SNS上には「お家断絶」のコメントも……。
牧島かれん氏の父は、小泉進次郎氏の祖父・純也氏や父・純一郎氏に秘書として仕え、その後市議や県議を経て衆院出馬するも落選。それを見て彼女が政治を志す。当選後は菅義偉政権で初の女性青年局長に抜擢。父娘で小泉家3代に仕えご家老からも寵愛されながら殿に恥をかかせたのだから、お家断絶だな。
— モノ作りマン🇯🇵 (@monozukuriman) September 26, 2025

実家と事務所が同じだった牧島家には、小泉家の人物が訪れたかもしれませんね。
牧島かれんの実家がすごい!
牧島かれんさんの実家の家系には、現在五千円札の肖像になっている、あの津田梅子さんと遠縁の関係にあるようです。
牧島かれんさんの実家家系に存在する津田梅子さんとは、生きた時代も違うのですが2人には共通点が。
津田梅子さんが生きた時代は、日本が江戸時代から明治時代に変わって間もない頃。
当時の日本人女性としては大変珍しい行動力を持っていた津田梅子さんは、名門女子大である津田塾大学を創設するなど、日本の女子教育に大きな足跡を残しました。
一方、わずか8歳か9歳で単身飛行機に乗ってアメリカへ行った牧島かれんさん。
実家の家系では遠縁のおふたりですが、チャレンジ精神という共通点があるかもしれません。

実家の家系に、歴史に名を残した人物が存在するのは誇りですね。
牧島かれんが総裁選のステマ指示?
牧島かれんさんの事務所が、小泉進次郎さん陣営に「小泉候補に好意的な意見を書き込むように」とステマ指示をするメールを送信した、と週刊誌で報道があり、陣営もその事実関係を認めました。
陣営の関係者は、「事務所からメールで『ニコニコ動画で(小泉候補に関して)ポジティブなコメントを書いてほしい』」と、ステマ指示の書き込みをするよう要請。
週刊誌はそのメールを入手しており、そのメールには書き込んでほしいコメントの例文が何と24パターン記載されていたようです。(一部抜粋)
✔あの石破さんを説得できたのはスゴい
✔泥臭い仕事もこなして一皮むけたね
✔ようやく真打登場、総裁まちがいなし
✔ビジネスエセ保守に負けるな
ライバル・高市早苗さんを誹謗中傷するコメント例?と思えるのもあり、X(旧Twitter)は炎上する事態となってしまいました。
ステマとは?
ステマとは「ステマ=ステルスマーケティング」の略称。消費者に広告・宣伝であると明記せずに隠して販売活動や宣伝活動をすることをいいます。
この場合、「小泉人気が圧倒的」なムードを作り出そうとした戦術だと想像しますが、選挙に関する広報を担当する立場としては、何とも浅はかといえるのではないでしょうか。
いまどき、「ステマ」は大手企業の販売活動においても、2023年より「景品表示法における不当表示の対象」になっており、世の中的に使用するケースはほとんど見られません。
「自民党総裁選=日本の首相決定」という国家にとって大変重要な時に、社会的に糾弾されたり、法律に触れたりするような行動は問題視されるのは当然と言えるでしょう。
まとめ
牧島かれんさんは父親・牧島功さんの時代から関係のある、自民党総裁選に出馬の小泉進次郎陣営の広報班長を務めていましたが、いわゆる「ステマ指示」を出したとして話題になっています。
「ステマ指示」には、「あの石破さんを説得できたのはスゴい」のほか高市早苗さんに対する誹謗中傷と思われるコメントもあったといい、「ステマ指示」の事実が公表されるとX(旧Twitter)は大炎上。
牧島かれんさんは、小泉陣営の広報担当を辞する事態となり、総裁選最有力候補である小泉進次郎さんにとって少なからぬ打撃となりました。
牧島かれんさんは現在結婚されていませんが、実家家系には女子教育の先駆者の津田梅子さんが存在。
また、牧島家と小泉家は60年以上の関係といい実家の事務所には小泉家の人物が訪問した可能性も。
今回の一件によりデジタル大臣を務め「選択的夫婦別姓制度」を進めている牧島かれんさんの政治活動にも黄色信号が点滅しているようです。
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