2025年10月23日に行われるNPBドラフト会議で指名が予想される、大阪桐蔭高校の中野大虎投手。
「幼い頃から阪神を応援するのが子どもの教育」とさえ言われる大阪の出身で、大虎(だいと)という名前からわかる通り、阪神タイガースファンのご家庭で育ったようです。
大阪桐蔭高校のキャプテンとしてのぞんだ3年生最後の夏は、残念ながら大阪大会の決勝で敗れて甲子園出場は逃しましたが、プロ志望届を提出してドラフト会議を待つこととなりました。
この記事では、大阪桐蔭高校の中野大虎投手を支える祖父や父・母などご家族の情報や、指名が予想される球団についてお伝えします。
中野大虎の祖父は阪神の応援団長!
中野大虎投手の母方祖父・杉山力さんは、阪神タイガースの私設応援団長をされていたほどの“虎党”。
孫に「大虎」という、あまりにもわかりやすい阪神由来の名前をつけたのは祖父。
生前、一人娘(大虎投手の母)に「息子が生まれたら名前に『虎』の字をつけて」と託したそうです。
「阪神の試合はよく見にいきました」と語る中野大虎投手も、幼い頃から大のタイガースファン。
大阪桐蔭高校1年生の時、すでに「藤川球児さんのような真っすぐで押していけるプロ選手になりたい」と語っていましたね。

現在の私設応援団長さんは、団長歴3年で28歳という若い方のようです。
中野大虎の父は?
中野大虎投手の父親は、「元アスリート」と、大虎投手自身がメディアの取材で答えています。
ただ、一般の方のためお名前や年齢を確認することはできませんでした。
義父が、私設応援団長までされていた環境ですので、父親も「虎党」であることは間違いなしですね。
大虎投手は5歳から「幸シーザーズ」で投手としてソフトボールを始め、お兄さんもお姉さんもソフトボールをされていたようです。
5歳の子供にソフトボールのボールは大きいと思うのですが、もしかしたら「元アスリート」の父親は、ソフトボールと関係があるのかもしれませんね。
中野大虎の母は?
中野大虎投手の母親のお名前は久美さんで、母親も「元アスリート」と、大虎投手自身がメディアの取材で答えています。
前述の通り、中野大虎投手の祖父から「男の子が生まれたら“虎”の字を」と託された久美さんですが、実際には、長男である中野大虎投手のお兄さんが生まれた際に「虎」の字はつけませんでした。
「長男は虎が入るような顔ではなかったけど、次男が生まれたときの顔を見て“虎でいける!”」
母・久美さんの感性で命名された「大虎」は本人も「だいぶ気に入っている」とか。
大虎投手は、母親のことを「気合と根性」と表現しており、自身の性格についても「負けん気の強さ、自分がやらなアカンという心構えは刷り込まれている」と語っています。

大虎投手の父親も母親も「元アスリート」で「負けん気の強さ」は母親譲りだったんですね。
中野大虎の兄弟は?
中野大虎投手には、9歳年上のお兄さんと7歳年上のお姉さんがおり、3人兄弟です。
9歳年上のお兄さんはソフトボールと野球、7歳上のお姉さんもソフトボールをされていました。
大虎投手がソフトボールをはじめた5歳の時には、お姉さんは12歳、お兄さんは14歳。
元アスリートの両親のもと、子供たちはみんなスポーツ好きになったようですね。
「兄がよく魂、魂と言っている」ことから大虎投手の野球帽のつばには「猛虎魂」の文字が記されているといい、中野家は家族そろってタイガース一筋のようです。
中野大虎の小学校は?
大阪府和泉市出身の中野大虎投手の出身小学校は、和泉市立幸(さいわい)小学校です。
小学生時代は、まず学校のソフトボールチームである「幸シーサーズ」でプレー。
小学6年生になると、硬式野球の「大阪泉州ボーイズ」に入って球速と制球を磨きました。
小学6年の夏には全国大会に出場し、大虎投手はチームの大黒柱として投手と捕手で活躍し、チームを優勝へ導きました。
中野大虎の中学校は?
中野大虎投手は、和泉市立冨秋(とみあき)中学校時代は「浜寺ボーイズ」でプレーしました。
中学3年生春には、全国大会2回戦進出し、投手と外野手で活躍。
2022年「鶴岡一人記念大会」には、関西選抜に選ばれて出場しましたが、奥村頼人選手や阪下漣選手など注目のドラフト候補がたくさんいたんですね。
#鶴岡一人記念大会関西選抜 スタメン
— 球歴.com (@kyureki_com) November 22, 2024
2022年
奥村頼人(横浜)、阪下漣(東洋大姫路)が明日対戦
中 中野大虎③浜寺B
右 佐井川湧牙③和歌山日高B
三 高田庵冬③滋賀野洲B
捕 増田湧太③河内長野B
遊 中岡有飛③天理B
左 奥村頼人③滋賀野洲B
一 永末峻也③大東畷B
二 石山大翔③和歌山岩出B
投…
大虎投手は、中学3年生時で身長173㎝、体重73㎏のガッチリした体格で、最速142キロと二刀流。
冨秋中学では、生徒会長を務めていた大虎投手に対してクラスメイトは「学校の人気者でおもしろい。僕たちの一番上に立つ人だなと思う」と評価していたようです。

大虎投手は給食を、「他のクラスメイトより5倍以上食べた」そうです!
中野大虎を指名する球団は?
10月23日のドラフト会議で中野大虎投手の指名が予想されるのは、「相思相愛」の阪神タイガース、キャプテンシーも評価しているといわれる中日ドラゴンズでしょうか。
この夏の甲子園大会後に編成されたU18の高校JAPANでも副主将を任され、初戦の南アフリカ戦で先発投手を務めるなど、プロのスカウトからもメンタル面の評価が高いことも強みです。
2年生だった昨年末までは大学進学も頭にあったそうですが、

正月に神社へ行った時に『プロへ行け!』って囁きが聞こえた気がして決めました
現在のところ、上位指名の可能性は高くないと思われますが、大阪桐蔭史上最高の素材といわれた森 陽樹(はるき)投手とともに、10月23日のドラフト会議で指名を待っています。
まとめ
阪神タイガースの私設応援団長だった祖父が名付けた、中野大虎投手。
中野大虎投手の父親と母親は、元アスリートで、9歳年上のお兄さんと7歳年上のお姉さんもソフトボールされており、スポーツ一家の中野家。
大虎投手は、5歳からソフトボールを始め、小学6年時には硬式野球の「大阪泉州ボーイズ」に所属し全国制覇を体験しました。
中学校時代は「浜寺ボーイズ」で投手と外野手で活躍。
3代続く“虎党”の中野家の大虎投手と相思相愛のタイガースから指名はあるのでしょうか?
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