青藍泰斗野球部の監督交代2年目の快挙理由は?ユニフォームも話題!

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2025年8月5日から甲子園球場で開催される『第107回全国高等学校野球選手権大会』。

54チームが参加して熱戦が繰り広げられた栃木県からは、青藍泰斗(せいらんたいと)高校が実に35年ぶりとなる2度目の甲子園出場を果たしました。

青山尚緯氏への監督交代から2年目の快挙には、どのような理由があるのでしょうか。

詳しく解説していきます。

この記事でわかること

•青藍泰斗野球部の監督交代2年目の快挙理由3選!
•青藍泰斗野球部の青山尚緯監督の経歴は?
•青藍泰斗野球部の前監督・石川監督とは?
•青藍泰斗野球部のユニフォームが話題!

青藍泰斗野球部の監督交代2年目の快挙理由は?

栃木県予選の決勝で、常連校である強豪・作新学院を4対3で破り甲子園出場を決めた青藍泰斗高校。

1990年に以前の校名である「葛生(くずう)高校」として夏の甲子園に出場して以来、35年ぶり2度目となる夢舞台。

監督交代2年目の青藍泰斗高校の強さの秘密を3つ考察します。

①若い監督のリーダーシップ
②柔軟なポジション
③「ONE TEAM」

理由①若い監督のリーダーシップ

理由1つめは、27歳と若い青山尚緯監督のリーダーシップです。

•5人体制で選手一人一人の能力を引き伸ばす指導 
•質より量をこなす・1日合計750スイング
•プロ野球選手の最新メニューの取り入れ
•陸上部のトレーニングの取り入れによって、足腰を強化

「野球はチーム競技なので、仲間への気配り、思いやりが大切。選手たちは2年半で大きく成長していく。自信を持ってプレーすることで、限界を突き破ってほしいです」と青山尚緯監督。

1990年以来となる甲子園でぜひ校歌を歌ってほしいですね!

栃木県予選では6度も決勝で敗れ、あと一歩で甲子園を逃してきたんですね。

理由②柔軟なポジション

理由2つめは、複数のポジションを守れ、打順も固定しない柔軟なポジションです。

すぐにNPBからドラフト指名されるような超高校級の選手はいませんが、今年の青藍泰斗高校野球部は「複数ポジションを守れる選手が多く、ポジションも打順も固定しない」ことが特徴。

選手の調子、相手チームの特徴などトータルな視点で青山尚緯監督が判断を下し、先発メンバーを決めていくようです。

•エースはサウスポーの中田吏(なかだ・つかさ)投手ですが、セカンドやサードを守る鈴木俊世選手もマウンドに上がるケースが多い。

•主将でショートの佐川秀真選手も複数ポジションをこなす。

複数のポジションを守るバリエーションがあると、監督としても助かりますね。

理由③「ONE TEAM」

理由3つめは、スローガンを「ONE TEAM」と掲げて、2度目の甲子園を目指してきたことです。

•誰かがやるのを待たず自ら行動
•チーム全員で壁を乗り越えようという意識
•妥協を許さない姿勢

主将の佐川秀真選手は「ONE TEAM」というスローガンについて

佐川秀真選手
佐川秀真選手

今年のチームは勝利のためにみんなで言い合える土台がある。気持ちを一つにして甲子園を目指す!

ベンチ外のメンバーも含めて、一人ひとりの部員と若い監督が気持ちを一つにしてのぞんだこの夏、ついに思いが結実して甲子園出場の夢がかないました。

青藍泰斗野球部の青山尚緯監督の経歴は?

青藍泰斗野球部の青山尚緯監督の経歴です。

高校群馬県の桐生商業高校
ショートを守り、キャプテンも務める
大学関東学園大学野球部で主将を務める
大学卒業後(2020年)青藍泰斗高校の商業科経論として着任
青藍泰斗高校野球部のコーチや部長として指導
2023年青藍泰斗高校野球部の監督就任
2025年全国49代表校の中で最年少監督として甲子園出場

プレーヤー時代から、リーダーシップと責任感が強く「キャプテンにするために選ばれた」と言われる青山尚緯監督は監督交代して2年目ですが選手の兄貴分としてチームを率いて結束が高まってようです。

青藍泰斗野球部の前監督・石川監督とは?

青藍泰斗高校野球部の前監督は、元阪神タイガースの投手だった石川俊介さんです。

高校葛生高校(青藍泰斗高校が前校名)
同校硬式野球部に所属
上武大学エースとして活躍
大学卒業後阪神タイガースから3巡目指名を受けて入団

プロ通算成績2勝1敗、引退後はタイガースの打撃投手、一軍サブマネージャーなどを務め、2018年に退団後はサラリーマン生活を経て、2021年から母校である青藍泰斗高校の野球部監督に。

2023年夏、栃木県予選で準決勝まで進みましたが、全国優勝経験のある強豪・作新学院に13対9で敗れ、試合後の監督インタビューでは、開口一番

全部私の責任です。選手に申し訳ない。それしかない。3年生は学校の先生方にも褒められてて…どこの高校にも負けない学校生活を送ってきた。選手に申し訳ない。。

試合終了後から涙が止まらなかった石川俊介さん。その思いは監督交代した青山尚緯監督へ。

青藍泰斗野球部のユニフォームが話題!

青藍泰斗高校野球部は、その“ド派手ユニフォーム”が話題となっています。

青藍泰斗高校のあざやかすぎるブルー(濃い蒼色)のユニフォームに!

「一瞬、ベイスターズかと思った」「これまで見たことがないインパクト」

などど高校野球ファンから驚きの声が上がっています。

甲子園の青い空の下、またはナイトゲームのカクテル光線に照らされて、青藍泰斗高校のあざやかなユニフォーム姿が躍動するシーンが待ち遠しいですね。

まとめ

全国49の代表校が決定し、この夏も熱い戦いへの期待が高まります。

この夏、この状況を打破して青藍泰斗高校を甲子園に導いたのが、27歳と若い青山尚緯監督です。

2013年夏の予選で準優勝など、決勝の壁に阻まれること実に6回。栃木県内では“シルバーコレクター”と呼ばれることもあるくらい、あと一歩、という状況が続いていました。

前校名の葛生高校として出場した1990年以来、実に35年ぶり2度目の甲子園出場を勝ち取りました。

インパクトの強いユニフォームも話題になっていますので、あざやかなブルーの青藍泰斗ナインが甲子園で躍動する姿を期待したいですね。

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