鳥取城北野球部が監督交代から半年で快挙の理由は?加藤監督経歴も!

スポーツ

2025年8月5日から阪神甲子園球場で開幕する『第107回全国高等学校野球選手権大会』。

すでに全国49の代表校が決定し、憧れの舞台でプレーする日を待ちわびているところです。

23校が参加して熱戦が繰り広げられた鳥取県予選では、鳥取城北高校が優勝。

2年連続7度目の出場となりますが、監督交代から半年の快挙にはどんな理由があるのでしょうか。

詳しく解説していきます。

この記事でわかること

•鳥取城北野球部の監督交代の経緯
•鳥取城北野球部の監督交代半年の快挙理由3選!
•鳥取城北野球部の加藤重雄監督の経歴は?
•鳥取城北野球部メンバーの出身中学校は?

鳥取城北野球部の監督交代の経緯

甲子園出場を決めた鳥取城北野球部・現在の加藤重雄監督は、今年の春に監督交代したばかりで半年で甲子園出場をきめました

鳥取城北野球部は近年甲子園の常連校となっていますが、何度か監督は交代しています。

山木博之さん2010年4月~2021年頃?鳥取城北高校野球部の卒業生。春1回、夏3回甲子園出場。母校を強豪校に成長させる。
大林仁さん2021年~2024年鳥取城北高校野球部の卒業生。
2024年夏の甲子園で指揮
加藤重雄監督2025年1月~現在2021年・法政大学野球部の監督2025年1月から監督就任。

ここ5年で2度の監督交代があったようですね。

2024年の夏も甲子園に出場した鳥取城北高校野球部ですが、監督は同校のOB大林 仁さんで、チームを甲子園へ導きましたが退任。この春から新監督を迎えています。

監督交代で指導方法など変わる可能性もありますが、生徒たちが柔軟に対応した結果、この夏の甲子園につながったのかもしれませんね。

監督交代がSNSでも質問に

鳥取城北野球部は強豪校として成長しましたので、その監督交代にも注目が集まっており、SNSでも質問されているようです。

Q
鳥取城北野球部はってなぜしょちゅう監督がかわるんですか?
A

•学校長の意見がそのまま学校運営に影響されているのでは?
•今後も色んな部で(一瞬で)監督交代はあり得るのではと思います。
•地元民も驚く人事が多い印象
•潤沢な資金があるところはそんな傾向が出る時もあります。

監督交代は部活動に取り組む生徒にとって、いろいろな意味で影響がありますね。

鳥取城北野球部の監督交代半年の快挙理由3選!

鳥取県大会の決勝で、鳥取西高校を13対5で破り甲子園出場を決めた私立鳥取城北高校野球部。

野球部を率いるのは、2025年1月に就任したばかりの68歳の加藤重雄監督で、東京六大学の名門・法政大学でも監督を務めた大ベテラン。

加藤監督の下でプレーする鳥取城北高校の強さの理由を3つ考察してみました。

① エースは最速146kmのサイドハンド
② 堅実な守備と粘り強さ
② 堅実な守備と粘り強さ

理由① エースは最速146kmのサイドハンド

理由1つめは、鳥取城北高校のエースナンバーを背負っている、最速146kmの右サイドハンドの田中勇飛(たなか・ゆうひ)投手です。

179cmで69kgと高校球児としては細身ですが、鋭い腕の振りから140km台のストレート、スライダーを投げ込んできます。

鳥取城北高校野球部のOBといえば、川口和久さん(元広島カープ)と能見篤史さん(元阪神タイガース)という球史に名を残す本格派サウスポー。

田中勇飛投手は偉大な先輩たちとは異なる右サイドハンドですが、3年生になりNPBのスカウトも注目する存在に成長しました。

2024年夏に甲子園を経験しており、この夏は聖地でどんな投球を見せてくれるのか期待が高まります。

理由② 堅実な守備と粘り強さ

理由2つめは、投手陣をささえる、鍛えられた堅実な守備と粘り強さです。

•強肩の平山暖也捕手
•赤松 響選手と谷口翔莉選手の二遊間は鉄壁
•落下地点に最短で入るセンターの俊足・橋本那由太選手

とセンターラインがしっかりしており、守備陣は安定感バツグン。

平山暖也選手、高垣颯斗選手と長打力のある打者もいますが、1番から9番まで切れ目のない、粘り強い打線にも注目です。

特に1番谷口翔莉選手、2番赤松 響選手が出塁するとビッグチャンスに!

エース・田中勇飛投手に加えて140km右腕・鈴木欧音投手も控えており、守備陣を含めたディフェンス力はかなり高レベルです。

理由③ 練習試合の多さでレベルアップ

理由3つめは、鳥取城北高校野球部は中国エリアを中心に、遠征で練習試合を数多くこなしてレベルアップを図っていることです。

県内には全国レベルの強豪校が多いとはいえませんが、鳥取県は参加校が23校と少なく、必然的に練習試合が多くなります。

チーム一丸となって戦う「全員野球」のスタンスを取っている鳥取城北高校野球部ですので、練習試合を数多くこなすことで、実戦経験を積み重ねて全体的なレベルアップを図っています。

2024年夏の甲子園でも、1回戦の相手は練習試合をした高知の明徳義塾高校で、甲子園優勝経験のある強豪を相手に健闘しましたが7対0と完封負け。

今年はより多くの練習試合に取り組み、鳥取勢として久しぶりの初戦突破を目指しています。

鳥取城北野球部の加藤重雄監督の経歴は?

2025年1月から鳥取城北野球部監督を務める加藤重雄監督の経歴です。

高校鳥取西高校 野球部1973年夏の甲子園大会に3番打者として出場
大学法政大学一学年上の江川卓さんと投手で活躍。日米大学野球選手権にも出場。
大学卒業後日本生命就職都市対抗で優勝するなど活躍
引退後母校・法政大学のコーチ・監督アマチュア球界の大ベテラン
2025年1月~鳥取城北野球部監督夏の甲子園出場

高校野球の指導は初めての加藤監督ですが、監督交代から半年、選手の個性をいかした巧みな采配が楽しみですね。

鳥取城北野球部メンバーの出身中学校は?

鳥取城北野球部メンバーの出身中学校は、例年通り関西圏から「野球留学」で進学するケースが多いようです。

(投)田中勇飛大阪西成シニア大阪 加賀谷中学
(捕)平山暖也大阪南海ボーイズ大阪 福泉中学
(一)寺下空輝兵庫赤穂ヤング兵庫 坂越中学
(二)谷口翔莉八頭ボーイズ鳥取 智頭中学
(三)寺田友翔和歌山打田ヤングタイガース和歌山 貴志川中学
(遊)赤松 響堺中央ボーイズ大阪 五箇荘中学
(左)佐竹莉雄天理ボーイズ奈良 田原本中学
(中)橋本那由太府中広島2000ヤング広島 瀬野川中学
(右)高垣颯斗大阪福島シニア大阪 都島中学

鳥取城北高校野球部は夏の甲子園は7度目の出場となるんですね。

まとめ

鳥取城北野球部は5年の間に2度の監督交代があり、知恵袋にも質問がくるなど注目されています。

今年の春から鳥取城北野球部の指揮をとる加藤重雄監督は、監督交代してわずか半年で甲子園出場を決めたと話題になっています。

プロ注目のエース・147kmサイドハンドの田中勇飛投手を中心に、堅実な守りと切れ目のない粘り強い打線でまず初戦突破を目指します。

お笑いタレント・安田大サーカスの団長安田さんの母校でもある鳥取城北高校は、相撲部が有名ですが硬式野球部も近年力をつけており、2025年の夏は鳥取勢として久しぶりの躍進が期待されています。

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