豊橋中央野球部強い理由5選!高橋投手や注目選手・萩本監督も調査!

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2025年8月5日から甲子園球場で開催される『第107回全国高等学校野球選手権大会』。

激戦区・愛知県では春夏通じて初の甲子園出場を果たした豊橋中央高校が強いと話題になっています。

元女子高で1997年に男女共学となり、硬式野球部は2003年に創部したばかり。

「私学4強」の壁をこえ豊橋市内の高校としても74年ぶりの快挙となった、豊橋中央高校野球部の強さの理由は何なのかなどについて詳しく解説していきます。

この記事でわかること

•豊橋中央野球部強い理由5選!
•豊橋中央野球部の高橋投手はピンチで「猪木顔」?
•豊橋中央野球部の注目選手は?
•豊橋中央野球部の萩本将光監督とは?

豊橋中央野球部強い理由5選!

7月27日、愛知県予選の決勝で甲子園初出場を決めた豊橋中央高校が強い、と話題になっています。

甲子園の常連校である強豪・東邦高校を延長タイブレークの末に6対5で破り勝利。

この快挙に地元はもちろん、野球関係者の間でも話題になっており早くも盛り上がりをみせています。

そんな激戦区・愛知を制した豊橋中央高校野球部の強い理由を5つ考察します。

理由①幼なじみバッテリー

強い理由1つめは、チームの中心である高橋大喜地(だいきち)投手と松井蓮太郎捕手の幼なじみバッテリーです。

•高橋大喜地投手:身長169㎝と大柄ではありませんが、全身を使ったダイナミックなフォームで140㎞超のストレート、切れ味バツグンのスライダーで勝負。

•松井蓮太郎捕手:強肩とチャンスに強いバッティングで勝利に貢献。プロも注目の選手。

実は、二人は小学校4年生以来、ずっと同じチームでプレーを続け、中学時代も豊橋市のクラブチームで全国8強まで勝ち進んだ幼なじみバッテリーです。

高校球児にとって最高の舞台である甲子園で、二人にとってベストといえるプレーを期待しましょう!

理由②レギュラーの多くが強豪ボーイズ出身

強い理由2つめは、レギュラーの多くが中学時代、強豪ボーイズ出身ということです。

愛知豊橋ボーイズ三州ボーイズ
高橋大喜地近藤瑠生斗
松井蓮太郎成瀬太陽
中立大翔髙山兼伸
花井成次磯貝悠翔
砂田隆晴

愛知豊橋ボーイズは、ホークスで活躍した森福允彦さんや、同じくホークスの谷川原健太選手(豊橋中央高校OB)などプロ野球選手も輩出しています。

理由③萩本監督の采配

強い理由3つめは、選手と同じように熱い気持ちで戦う萩本将光監督の采配です。

「豊橋から名古屋を、私学4強を攻めるんだ」とい熱い想いを抱いた萩本監督の土壇場で見せた驚きの采配がこちら。

•タイブレークとなった決勝戦の11回表、ノーアウト満塁からまさかのエンドラン。

•ツーアウト2塁・3塁からまさかのダブルスチール。

ダブルスチールのサインは大会では初めてとのこと、勝負手を連発した萩本監督は、試合後

「あー、うれしい!追いかけてきた夢が報われたんだ!」と感慨深げに語っていました。

ベンチの中の様子や、発するコメントが野球少年みたいな萩本監督も、 
実は愛知豊橋ボーイズの卒団生だったんですね。

理由④チームワークと地元愛

強い理由4つめは、スタメン全員が地元三河出身のチームワークと、「豊橋から甲子園へ」という地元愛です。

中学時代から仲間として、また対戦相手としてプレーしてきた「三河出身」の選手たち

中には、他の強豪私立から誘いがあった選手もいたようですが、豊橋市内の高校で野球を続けた結果が、3年生の夏に実を結んだといえます。

「打倒私学4強」そして「豊橋から甲子園」という思いを胸に、チームワークと地元愛で豊橋市民に感動を与える試合を届けてきたこの夏。

地元「三河出身」の選手たちが母校の名を背負って戦う姿に、この夏豊橋は大いに盛り上がることでしょう。

指揮をとる萩本監督さんも、地元出身だそうです。

理由⑤全力疾走!

強い理由5つめは、豊橋中央野球部のモットーである「全力疾走!」です

とにかく「目の前の試合に全力を尽くす」、一打席に全力、一塁への走塁も全力疾走。

甲子園の切符を手にした勝利インタビューでも萩本監督は、「先を見ずに初戦から豊橋中央らしく全力で戦いたい。」と語っています。

幾多の苦しい場面も「全力疾走!」で勝ち抜いてきた、泥臭い豊橋中央高校の野球。

甲子園でも、ぜひ全力疾走する姿を見せてほしいですね。

豊橋中央野球部の高橋大喜地のプロフィール

高橋大喜地投手のプロフィールです。

氏名高橋大喜地(たかはし・だいきち)
生年月日2007年生まれ?
身長・体重169㎝・68㎏右左
小学校新川小学校・松山小学校・向山小学校・つつじヶ丘小学校のいづれかの可能性
出身中学校豊橋市立中部中学校
出身ボーイズチーム豊橋ボーイズ
高校豊橋中央高等学校

「大喜地」という名前は、祖父・喜三郎さんの「喜」と「地」に足をつけて、の想いからつけられたそうです。ご利益ありそうな名前ですね。

豊橋中央野球部の高橋大喜地の経歴

高橋大喜地投手の経歴です。

物心つく前父親との遊びが野球
小学校小学4年生から松井蓮太郎捕手とバッテリー
中学校豊橋ボーイズ時代、投手で全国大会を経験
高校1年生公式戦登板。防御率1点台前後の安定感投手
高校2年生防御率3点台。先発を任されることも。
高校3年生地方大会で、17奪三振や11イニング投球

豊橋中央野球部の注目選手は?

豊橋中央野球部の注目選手は、松井蓮太郎捕手です。

氏名松井蓮太郎(まつい・れんたろう)
生年月日2007年
身長・体重176㎝・78㎏・右投左打・捕手
小学校向山ビクトリー
中学校愛知豊橋ボーイズ
高校豊橋中央高校(愛知県選抜チームに選出)

強い打球を広角に打てるバッティングセンスと、なにより捕手として「肩が強い」と評されています。

軌道が低く正確な二塁へのスローイングは一見の価値あり。

この夏、甲子園で大活躍してアピールすれば、NPBドラフト指名の可能性も……!?

豊橋中央野球部の萩本将光監督とは?

豊橋中央野球部の萩本監督は、情熱タイプで人情に厚く、選手との強固な信頼関係を築いている監督です。

萩本将光監督は1982年生まれの今年43歳。

中学校愛知豊橋ボーイズ
高校中京大中京高校出身
2000年:1塁手として甲子園出場経験あり
大学東京農業大学
2013年豊橋中央高校野球のコーチ就任
2018年豊橋中央高校野球の監督就任

萩本将光監督は、選手と一緒に戦い、笑い、泣いてと、とにかく熱い指揮官。

また、ユーモアセンスもバツグンで、監督就任の挨拶では、「監督になって初勝利をあげた時も、誰もウイニングボールをくれなかった」と父母の笑いを誘ったといいます。

萩本将光監督だから、高橋大喜地投手「猪木顔」が許されたのかもしれませんね。

まとめ

春夏通じて初の甲子園出場となった、豊橋中央高校野球部が強いと話題になっています。

①幼なじみバッテリー
②レギュラーの多くが強豪ボーイズ出身
③萩本監督の采配
④チームワークと地元愛
⑤全力疾走!

決勝戦では149球投げて完投した高橋大喜地投手には、ピンチを切り抜けるとき「猪木顔」になるという特技?をもっており、緊張する11回タイブレークの場面でも「猪木顔」に。

「猪木顔」の高橋大喜地投手と幼なじみの松井蓮太郎捕手は、プロ注目のドラフト候補と評判です。

情熱タイプの萩本監督の采配・高橋-松井の幼なじみバッテリー・「猪木顔」……地元豊橋の皆さんはもちろん、全国の高校野球ファンも甲子園での試合が楽しみですね。

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