ラ・サール石井さんの母校として知られ、九州エリアの秀才中学生が寮生活を送りながら東京大学や国立大学医学部を目指して猛勉強、というイメージが強い鹿児島ラ・サール高校。
全国トップレベルの進学校であり、多くの優秀な人材を社会に送り出している鹿児島ラ・サール高校。
自由すぎる校風、そして代々個性的すぎる生徒が集まるせいか、多くの「ラ・サール伝説」に彩られており、ネット上には「鹿児島ラ・サール高校 やばい」のコメントも。
鹿児島ラ・サール高校が「やばい」といわれる理由など詳しく解説していきます。
•ラサール高校やばい理由3選!
•ラサール高校の偏差値や学費は?
•ラサール高校はお金持ちが多い?
ラサール高校やばい理由3選!
鹿児島にある高校ですが、その高い評価に全国各地から生徒が集まるラサール高校。私立男子中高一貫校であり、「ラサール中学校・ラサール高校」が併設されたいます。
『西の御三家』の一つに数えられるラサール高校ですが、ネット上では「ラサール高校やばい」のワードが散見されているようです。
「ラサール高校やばい」といわれる理由を3つ考察です。
理由①進学実績
ラサール高校やばい理由1つめとして真っ先にあげられるのは、圧倒的な大学進学実績です。
毎年、東京大学と京都大学という日本の2トップに合計50名程度の合格者を出しており、早稲田大学と慶応義塾大学もそれぞれ30名程度が合格。
一学年の定員240名ですので、地元の九州大学をはじめとする「旧帝」、鹿児島大学医学部など地方の国立大学医学部を含めて、その多くが有名大学に進学しています。
鹿児島県内では、公立NO.1の県立鶴丸高校とともに「超」がつく進学校であり、地元はもちろん県外から憧れて進学する中学生が少なくなく「やばい」といわれる理由のようです。
理由②有名人や実業家などのOB
ラサール高校やばい理由2つめは、これまで多くの卒業生が社会の様々な分野で活躍されています。
1950年に開校したラ・サール高校のOBは政財界で広く活躍しています。
現外務大臣:岩屋毅
元法務大臣:古川禎久
元財務大臣:城島光力
元農林水産大臣:野村哲郎
元国土交通大臣:中山成彬
日本経済新聞社社長:岡田直敏
元全日空社長:長山本峯生
元NHK会長:上田良一
第29代警察庁長官:中村格
芸能関係でも、前述のラサール石井さんの他に、TBSのプロデューサーとして『ずっとあなたが好きだった』『愛していると言ってくれ』などの人気ドラマを手がけた貴島誠一郎さんもOBの一人です。
理由③ラサール学園寮の規律
ラサール高校やばい理由3つめは、全校生徒の約半数が利用する「ラサール学園寮」の規律です。
鹿児島のラサール高校には、学校の敷地内に寮があり、寮生活をしながら有名大学への進学を目指しています。
2013年に新築された鉄筋コンクリートの寮には、ラサール中学・高校の6学年の生徒が共同で生活。
「ラサール学園寮」の規律一部をご紹介。
•スマホはもちろん、ケータイ、パソコン、ゲーム機の持ち込みは禁止
•電話は寮にある公衆電話を使い、各フロアにある娯楽室で友達と一緒にテレビを観る
•起床は7時。7時20分の点呼時には、自分の部屋の前廊下に整列
•19:00過ぎまでに夕食・入浴等を済ませ、自習室で3時間勉強
最初はホームシックになる生徒もいるようですが、寮生活は友達ができやすいとの声も多くあります。

プライバシーを大切にする現代っ子にはちょっとキツい環境かもしれませんね……難関大学進学を目指す!とこの環境をメリットと捉える発想の転換が必要ですね。
ラサール高校の偏差値は?
鹿児島のラサール高校の偏差値は78!
鹿児島ではもちろん、九州全域でもNO.1の座をずっとキープしています。
全国の進学校と比較しても、東京の開成、筑駒(筑波大学附属駒場)、筑附(筑波大学付属高校)、兵庫の灘高校などと同レベル。
まさに、国内トップレベルの超進学校といえます。

偏差値78は、本当に「やばい」!
ラサール高校の学費は?
ラサール高校の学費は、平均的な私立高校の学費と同等レベルと考えられます。
授業料 | 38500円 |
施設費 | 21000円 |
その他 | 3650円 |
合計 | 63150円 |
入学金150000や保険費などかかるようです。引用元:ラサール高校(学費について)
ラサール高校はお金持ちが多い?
ラサール高校は、口コミ等をみますと、「お金持ちの家庭」が少し多い傾向にあるようですが、さまざまな家庭環境の生徒も多くいらっしゃいます。
寮生活+学費で初年度は約200万円かかり、教材費や帰省費などを加えるとかなりの金額になります。
親が医者という家庭のため医学部を目指す生徒や、有名私立大学へ進学の生徒数をみると「お金持ちの家庭が多い」とう口コミが多いのも納得ですね。
しかし、特に都会などでは塾や予備校に通うと、高校3年生の場合年間100万円以上の塾費用負担が必要ですが、ラサール高校だと奨学金制度が充実しており、逆に負担が少なくてすむともいわれています。
寮ではしっかり食事が3食出ますし、「浪費をする子が少ない」との口コミもありますので、親子でよく相談して適性を見ながら選択するといいのではないでしょうか。
ラサール高校と函館ラサールの違いは?
同じラ・サール修道会によって創設された、北海道の函館ラサール高校は「兄弟校」と位置づけであり、共通する点と全く異なる点があります。
•私立の中高一貫校であり、男子校であること。
•寮が設置されており、全国から入学者を受け付けている。
•大学進学実績:例えば、令和6年の東京大学合格者数
鹿児島ラ・サールが42名に対して函館ラ・サールは1名。
偏差値も鹿児島ラ・サールの78に対して函館ラ・サールは69となっています。
まとめ
全国トップレベルの進学校であり、多くの優秀な人材を社会に送り出している鹿児島ラ・サール高校。
毎年、東京大学と京都大学という日本の2トップに合計50名程度の合格者を出しており、早稲田大学と慶応義塾大学もそれぞれ30名程度が合格。
鹿児島のラサール高校の偏差値は78!鹿児島ではもちろん、九州全域でもNO.1の座をずっとキープしており、国内トップレベルの超進学校で「やばい」といわれる理由の1つ。
学校の敷地内に寮があり、スマホ・ケータイ・ゲーム機禁止というキビしいルールの中で、寮生活をしながら有名大学への進学を目指しています。
学費はやや高めですが、首都圏で塾や予備校に通うことを考えると、寮生活も含めて極端に親御さんの負担が大きくなるとは限りません。適正も考えながら、親子でよく相談されるといいでしょう。
ラ・サール高校のOBは政財界を中心に実社会で広く活躍されています。これから入学する生徒さんたちも、偉大な先輩たちに続けるように頑張ってください!
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