2025年10月23日に開催されるNPBドラフト会議で上位指名が予想される、中京大学の秋山俊(あきやま・しゅん)外野手。
183cm・86kg、右投左打のスラッガーであり、さらに強肩・俊足と走攻守のバランスに優れたプロ注目のプレーヤーです。
大学侍JAPANに選出され、日米大学野球選手権大会で打率.429(14打数6安打)で大会首位打者に輝くなど、全国的な知名度こそ高くはないものの、その実力は高く評価されています。
この記事では、登別市出身でプロ注目の大学生・秋山俊選手の情報を詳しくお伝えします。
秋山俊は登別出身!
秋山俊選手は、北海道登別市出身の道産子です。
登別温泉とクマ牧場で有名な観光地でもある登別市。
秋山俊選手は、2003年4月20日に登別市で誕生。中学校まで登別で過ごしました。
登別市立富岸小学時は「登別富岸ファイターズ」に所属していた秋山俊選手は、小学6年生時に「北海道日本ハムファイターズジュニアチーム出場候補セレクション」に挑戦。
900人を超える応募者の中から、ファイターズJrの18人に選ばれた秋山俊選手は、この時すでに身長177㎝、体重68㎏、スパイクは27㎝だったそうです。
登別出身のドラフト候補に高校生NO.1投手も!
登別市出身にはもう1人、このドラフトで高校生NO.1投手として1位指名が確実視されている健大高崎の石垣元気投手もいます。
秋山俊選手は22歳、石垣元気投手は18歳。
4学年の差があり、中学時代に秋山俊選手は軟式野球で、石垣元気投手は硬式野球でしたので一緒にプレーをする機会はなかった2人。
登別という地方の小さなまちから、ドラフト上位指名候補が2人同時に出るなんてすごいですね!

モーニング娘の安倍なつみさんも、登別高校出身ですね。
秋山俊の中学は?
秋山俊選手の中学校は、地元・登別市立緑陽中学校です。
中学時代は、学校の野球部ではなく、軟式チームの「登別BFO(ビッグフラップオーシャン)」でプレーし、主にピッチャーだったといいます。
中学2年時には「U14北海道選抜」に選ばれ、千葉県柏市で開催された「第19回全国中学生軟式野球大会」で全国優勝を達成。
秋山俊選手は、大会最優秀選手に選ばれています。
中学3年時の身長は今と変わらない180cmあり、体重も71kgという立派な体格で、全国の舞台でも活躍していた秋山俊選手には、道内外の強豪校から誘いがあったようです。
秋山俊の高校は?
秋山俊選手は、中学を卒業すると登別の親元を離れて宮城の強豪・仙台育英高校へ進学。
全国から精鋭が集う仙台育英で、1年生の秋から1塁手でベンチ入りを果たし、2年生秋からはスタメン、3年生の春にはセンバツで甲子園に出場しました。
センバツでは、5番・センターで出場し、12打数3安打(1長打含む)、打率2割5分0厘3打点で、8年ぶりのベスト8に貢献しました。
高校3年生の夏には4番も務めて、プロ志望届を提出しましたが惜しくも指名漏れに。
その悔しさを胸に、野球に集中できる環境を重視して大学を選んだようです。

仙台育英高校のチームメイトには、同じくこの秋のドラフトで上位指名が予想される早稲田大学のエース・伊藤樹(たつき)投手がいますね。
秋山俊の大学は?
秋山俊選手は、愛知大学野球リーグの中京大学硬式野球部でプレーしていました。
主に3番センターとして活躍した秋山俊選手は、4年間で通算12本塁打、101安打、打率.299を記録。
リーグの本塁打王2回、打点王2回に輝きました。
東京六大学、東都大学リーグと比較すると、実力・人気ともに1ランク下に見られる愛知大学野球リーグですが、秋山俊選手は大学JAPANとして国際大会でも大活躍してその実力が全国区であることを証明。
大学1年生の時、大学選手の身体の大きさや強さを見て、身体作りをもう一度見直した秋山俊選手。
身体作りとして取り組んだのは、食事面とウェートトレーニング。
もともと上半身が弱かったという秋山俊選手は、ベンチプレスに力を入れ、85キロから現在は115キロを上げられるといい、持ち前のコンタクト能力に加えて長打が打てる打者に成長したようです。

3学年上に、現在東京ヤクルトスワローズでプレーしている、同じ左打ちのスラッガーである澤井廉選手がおり、バッティングを参考にしていたようですね。
秋山俊の家族構成は?
秋山俊選手の家族構成は、父親・母親・姉、4歳年上の兄、そして弟の6人家族です。
最近では珍しくなった、子供4人の「大家族」ですね。
秋山俊選手の家族については、一般の方のため情報が限られており、全員のお名前などは確認できませんでした。
秋山俊選手が登別市立富岸小学校に通っていましたので、小学校の向かい側に富岸公園があり、海もすぐ近くにある自然豊かな環境で育ったようです。
秋山俊選手の家族についてご紹介します。
父親は高校野球経験者!
秋山俊選手の父親は、年齢やお名前は確認できませんでしたが、高校野球の経験を持つ方のようです。
そんな父親の指導のもと、秋山俊選手は打撃フォームの改造に取り組んだことで
✔スイングに、無駄がなくなった
✔タイミングの遅れがなくなり、長打力が向上
✔強いスイングを心掛けている
秋山俊選手は父親に自身の打撃の動画を送って、フォームの相談に乗ってもらっているといい、父親からはLineで「思いきりスイングして」などのアドバイスが送られてくるといいます。
小学6年生時に、地元・登別市の広報で取材を受けた際に、それまでの野球生活を振り返り、「お父さんの存在が大きかった」とも語っています。
秋山俊選手にとって父親は最も身近な指導者であり、心の支えだったと思われます。
兄と一緒に野球
秋山俊選手のお兄さんは、4歳年上とありますので現在26歳と思われ、野球経験のある方です。
秋山俊選手は、3歳の頃に兄に誘われて、遊び感覚で野球を始めたと語っています。
また、7歳の時に父と兄の勧めで「登別富岸ファイターズ」に入り、本格的に野球に取り組むようになったといいますので、もしかしたらお兄さんも同じチームでプレーしていたのかもしれませんね。
秋山俊選手にとって、4歳年上のお兄さんは最も身近にいる、理想的なお手本だったようですね。
秋山俊選手のお兄さんは一般の方のため、お名前や現在の様子を確認することはできませんでした。
母親は?
秋山俊選手の母親は礼恵さんといい、年齢は現在51歳だと思われます。
秋山俊選手が登別の実家に帰省した時の楽しみの一つが、母親が作るラーメン。
秋山俊選手の大好物はみそラーメンで、母親が作る料理の中で一番美味しいと語っています。
感想を聞かれた秋山俊選手は「普通のみそラーメンだけど、おいしかったですね」。
年に数回の帰省の時は、家族全員で母親手作りの「みそラーメン」を食べるのかもしれませんね。
お姉さんや弟さんは、一般の方のためプライバシーが守られお名前や年齢など確認できませんでした。
秋山俊はファイターズジュニア
秋山俊選手は、登別の富岸小学校6年生時に「ファイターズジュニア」に選出され、宮崎で開催された「NPB12球団ジュニアトーナメント」に出場しました。
小学6年生ですでに球速120kmを超えるピッチャーだった秋山俊選手は、18名のメンバーに選出。
当時、選ばれた18名の中には、
✔松浦慶斗投手(大阪桐蔭高校):現・北海道日本ハムファイターズ
✔大津綾也捕手(北海高校):現・読売ジャイアンツ
✔宮下朝陽内野手(北海高校―中央大学):今秋のドラフト上位指名候補

すごい豪華なメンバー構成だったんですね!
憧れの選手は元ファイターズの糸井嘉男
ファイターズOBが監督・コーチを務める「ファイターズジュニア」でプレーした秋山俊選手の憧れは、元ファイターズの超人・糸井嘉男さん。
身体のサイズはもちろん、強肩・強打・俊足と糸井嘉男さんの現役時代のイメージと重なる秋山俊選手。
日米大学野球選手権では、地元のエスコンフィールドでも躍動。
中日ドラゴンズなどセリーグのスカウトが熱い視線を送っているようですが、果たして「ファイターズジュニア」から2人目のファイターズ選手の誕生は?
まとめ
ドラフト会議で上位指名が予想される、登別市出身・中京大学の秋山俊外野手。
野球専門誌では「高校の先輩である上林誠知選手のような活躍をプロでも期待」と評されており、事前情報では上林誠知選手が在籍している中日ドラゴンズの指名か?と噂されているようです。
小学6年時にはファイターズジュニアに選出、中学2年時には「U14北海道選抜」選出され、大会最優秀選手に、仙台育英では1年生の秋から1塁手でベンチ入りを果たしてきた秋山俊選手。
高校3年時にもプロ志望届を提出しましたが惜しくも指名漏れになり、大学では身体作りを意識したといいます。
仙台育英高校から愛知大学リーグの中京大学へ進み、2025年の日米大学野球選手権で首位打者に輝くなど大活躍。一躍ドラフト上位候補に名前があがるようになりました。
高校野球の経験を持つ方父親からは、幼少期から打撃フォームなどの指導を受け、今でもLineで相談しアドバイスを受けるといいます。
お父さんもドラフト会議を心待ちにしていることでしょう。
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