2025年9月12日に開幕した『世界陸上』。
34年ぶりの東京開催ということもあり、暦の上で3連休となった9月12日~15日は一日中地上波で中継があります。
女子マラソンに出場するのは安藤由香(しまむら)選手、佐藤早也伽(積水化学)選手、そして小林香菜(大塚製薬)選手の3選手。
2時間28分50秒で見事に7位入賞を果たした小林香菜選手の走り方や異色の経歴に注目が集まっており、詳しく解説していきます。
•小林香菜【マラソン】の走り方が独特!
•小林香菜は早稲田サークル出身
•小林香菜がかわいいや経歴も!
小林香菜【マラソン】の走り方が独特!
小林香菜選手は、その「超ウルトラピッチ走法」が話題となっています。
•ピッチ走法とは:大きなストライドではなく、歩幅を小さく、足の回転を速くしてスピードをキープする走り方。
オリンピックの女子マラソンで2大会連続メダルを獲得の有森裕子さんは、2025年1月「大阪国際女子マラソン」で自己ベストの2時間21分19秒で2位(日本人1位)となった小林香菜で選手の走りを見て
「足の筋の立ち方、筋肉の見え方、とにかく足全体の力強さが際立っている」と絶賛。
ピッチ走法は、現在流行している厚底シューズの恩恵を受けやすいようなので期待大。
世界陸上でもその独特な走り方に注目が集まりそうです。
ピッチ数220以上の走り方
小林香菜選手の走り方は、1分間にピッチ数が220以上という高いピッチ走法。
マラソンのトップ選手の平均ピッチ数は、180~190歩/分といわれていますので、それを大きく上回る走り方になっているようです。
この走り方を維持するために、小林香菜選手が意識していることは、
✔脚を上げるというより、動かすというイメージ
✔脚の回転を意識
✔ドリル・初動負荷カムマシントレーニングの取り入れ
小林香菜選手は中学生の頃から「他の人と同じような走り方のつもり」と話していますので、自然と身に付いた自分にあった走り方なんですね。
小林香菜は早稲田サークル出身
小林香菜選手は、早稲田大学競走部ではなく、なぜかサークルの「早稲田ホノルルマラソン完走会」に所属。
トレーニングはほぼ自己流で、練習もジョギング感覚という環境でありながら、大学の4年間で勉学と両立させながら、競技選手としてゆっくりと着実に成長。
「その頃はとにかく走りながらボーッとするのが好きで、川沿いや人が少ないコースを、何も考えずに走るのが楽しかったですね」。早稲田サークルの練習も、
✔朝1時間と、授業が終わって夕方に1時間走る(大学1.2年生)
✔週に6日練習。アパートから皇居まで片道7㎞。月間500から600㎞くらい。
✔大学3年生以降は、トラックタイムも目標に

「走るのが楽しかった」という思いが基本にあるんですね!
サークル出身から実業団へ
小林香菜選手はサークル出身という異色ですが、自ら実業団チームにアプローチしたようです。
✔トラックのタイムが遅い
✔陸上部に入っていない
難しい現実を乗り越え大学4年時には、自ら10社を超える実業団に連絡を取って売り込んだそうです。
断られるケースが多かったのですが、4年生の夏に大塚製薬陸上競技部に決定しました。

実業団の監督からは「自分にあっている走り方でいい」と言われているのは心強いですね。
小林香菜がかわいい
小林香菜選手が「かわいい」と話題になっているようです。
「大阪国際女子マラソン」では、最後の800mでパリ五輪6位入賞の鈴木優花選手をかわして日本勢トップとなり、一躍”シンデレラガール”と騒がれました。
ここ数年、陸上で活躍するアスリート女子の中にも、アイドル?モデル?女優?と見間違うような美人選手が増えていますが、小林香菜選手は笑顔がかわいい女子、という印象。
世界陸上で活躍すると、テレビ中継で映される機会が多くなり、もっと話題になるかもしれませんね!

小林香菜選手の笑顔は、中学生の頃から変わらない無邪気なかわいい笑顔!
小林香菜の経歴
小林香菜選手の経歴です。
2015年・中学2年生の12月 | 陸上部に入部 |
2016年・中学3年生 | •3000mでジュニアオリンピックの決勝進出 •東日本女子駅伝にも出場 |
2017年 | 早稲田本庄高等学院に進学 (交通事故や足首を痛め、2年後半から練習) |
2018年 | 埼玉県高校駅伝が1区で区間6位 |
2020年 | 早稲田大学法学部に進学 |
2024年 | 大塚製薬実業団 |
小林香菜選手は、2001年4月4日群馬県前橋市生まれの現在24歳。
大学陸上部には所属せず、サークルで地道に練習を続けランナーとしての力をつけていったようです。

世界陸上に出場するくらいだから、子供の頃から運動神経バツグンと思いきや……。「家族全員運動音痴」「体育の授業が大嫌い」、かわいいですね。
まとめ
2025年9月12日に開幕した『世界陸上』。
マラソン競技は14日午前7時半スタートの女子マラソンに注目が集まっています。
女子マラソンに出場する3選手の中で注目されているのは、超高速ピッチの走り方が話題の小林香菜選手。
早稲田大学時代はサークルの「早稲田ホノルルマラソン完走会」に所属。
自己流のトレーニングとゆるめの練習量ながら、大学4年時に自ら実業団に売り込み、大塚製薬陸上競技部で本格的なランナー人生を走り始めることになりました。
2025年1月の「大阪国際女子マラソン」では、最後の800mで日本勢トップとなり、一躍”シンデレラガール”と騒がれた小林香菜選手は、そのかわいらしいルックスも話題に。
世界陸上で活躍してテレビ中継で映される時間が長ければ、注目度がアップして人気が出るかもしれませんね。
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