酪農学園大学やばい理由5選!偏差値や学費は?ポジティブなやばい!

大学・高校

北海道らしい校名とその専門性で存在感を発揮している「酪農学園大学」。

190万都市・札幌に隣接する江別市にありながら、学内牧場を有するなどキャンパスはとにかく広く、私立大学1校としては日本最大の面積を誇ります。

しかし、大学スポーツでその名を聞く機会がないこともあり、北海道では有名ですが全国的な知名度は低く、いま一つその実像がはっきりしません。

ネット上でも「酪農学園大学やばい」などの口コミもありますが実際のところはどうなのでしょうか?

この記事でわかること

•酪農学園大学がやばい?5つの理由
•酪農学園大学のポジティブなやばい4選!

酪農学園大学がやばい?5つの理由

酪農学園大学は、食・農・環境・生命を総合的に追及する大学ですが、ネット上では「酪農学園大学 やばい」の書き込みが散見されます。

一般的な大学と異なり学部制ではなく「農食環境学群」と「獣医学群」の2学群制となっています。

実はキリスト教が建学の理念で、毎週学内で礼拝が行われ約3000人の学生が通う私立大学です。

しかし、ネット上では、「酪農学園大学やばい」とする記事もあり、受験生や親御さんとしては気になるところですね。

「酪農学園大学やばい」と噂される5つの理由について考察します!

偏差値がFラン?

やばい理由1つめは、「偏差値はFラン?」と疑問がネット上で見られますが、酪農学園大学はFランではありません。

酪農学園大学の「農食環境学群」の一部に、いわゆるBF(ボーダーフリー)という評価もありますが、獣医師を目指す学生も在籍する獣医学群の偏差値は42~55前後となっています。

獣医学科がある全国17大学の中では偏差値は比較的低く、入学しやすいとされています。

しかし、一般受験の際には注意が必要です。

学費が高い?

やばい理由2つめは、「学費が高い?」と心配されていますが、「獣医学群」の学費は他の大学と比較して高いといわれています。

「農食環境学群」の学費は、私立大学の学費としては一般的な金額のようです。

入学金20万円
授業料89万円
施設費35万円
その他14.9万円
初年度合計158.9万円

「獣医学群」・獣医学類の学費

入学金30万円
授業料171万円
施設費44万円
その他21.4万円
初年度合計266.4万円

『獣医学類』6年間の授業料は約1400万円になり、私立大学の中では高め傾向にあるようです。

就職率が不安?

やばい理由3つめは、「就職率が不安」など悲観的なコメントがありますが、大学全体としては約98%の高い就職率を誇ります

大学のイメージ通り食関連企業を中心に強さを発揮しており「農食環境学群」の就職率は約96%、「獣医学群」は100%の就職率となっています。

「農食環境学群」の就職先
全国のJA、タキイ種(株)、ホクレンくみあい(株)、サンマルコ食品(株)、(株)ツルハ、道庁など

「獣医学群」の就職先
全国の動物病院・動物医療センター、中央競馬場、ペットショップ、(株)微生物化学研究所など
引用元:酪農学園大学キャリアセンター2023年

獣医師や管理栄養学など、大学で学んだ専門性をいかして、卒業後に道内外で活躍しています。

立地が不便で移動が大変

やばい理由4つめは、江別市郊外の場所と広大なキャンパスのため、立地が不便で移動が大変ということです。

酪農学園大学は、最寄り駅「大麻駅」までは徒歩20分ほどかかる上に、大学や「大麻駅」周辺には飲食店や娯楽施設がほとんどありません。

多くの飲食店やカラオケなどの娯楽施設がある「江別駅」に行くためには、大学最寄り駅「大麻駅」まで徒歩約20分、「大麻駅」から「江別駅」(所要時間約8分)の約30分必要です。

また、酪農学園大学は広大なキャンパスのため、授業によって移動が大変との声もあり、特に冬の移動はキビしいと感じる生徒もいるようです。

キャンパスが広いため、学内の移動は大変かもしれませんが、北海道らしい景色と季節を体感できますね。

動物実験が計画されて炎上

やばい理由5つめは、5匹の猫を使った実験が計画されたことがSNSで拡散されて炎上したことです。

この実験は、2022年学生達がお世話していた猫に対して、人為的に敗血症状態にするというもので、実験がおこなわれることを学校側は生徒に1週間前、中には当日知った生徒もいたようです。

実験内容を知った学生がJAVA(動物実験の廃止を求める会)に緊急の協力を依頼。

JAVAや生徒たちが学校側に直談判するのに加えて、ネットでの署名やSNSでの拡散が行われ大炎上。

大学側は謝罪と実験の中止、今後の改善を発表していますが、今なお批判の声は残っているようです。

酪農学園大学のポジティブなやばい4選!

「酪農学園大学 やばい」とネガティブ要素の口コミはもありますが、ポジティブな意味の「やばい」の口コミも見受けられます。

広大な敷地の自然環境と最先端の技術が融合しあう酪農学園大学。

ポジティブな意味の「やばい」を4つ見ていきましょう。

大きな動物に触れ合う機会が多い!

ポジティブな「やばい」理由1つめは、大きな動物に触れ合う機会が多いということです。

全国に17ある獣医学部の私立大学で一番広い敷地面積を有する酪農学園大学には、牛や馬などの大きな動物が実際に存在しているため、大きな動物に触れ合う機会が多いです。

牛舎や農場、動物医療センターなどの実習施設が充実しています。

また、農場での搾乳からバターを作ったり、食品開発や流通など、実社会に直結した体験をすることができます。

犬や猫などの小動物を学びたいなら都市部でも可能ですが、牛や馬などの大きな動物と実際にふれあいながら学びたい場合は、酪農学園大学がおすすめですね。

最先端の循環型農法の実践

ポジティブな「やばい」理由2つめは、最先端の循環型農法の実践です。

酪農学園大学は創立者・黒澤酉蔵氏の提唱「健土健民」の理念のもと、循環型農法(バイオガスプラントなど)を取り入れている、全国でも希少な取り組みの大学です。

牛のふん尿や食品の残さなどから、電気や熱エネルギーまた肥料に変えて持続可能な農業を実際に体験できるようです。

資源を無駄にせず、環境に負荷をかけないで人間と自然が共生していく農業を目指しているようです。

EAEVE認証の取り組み

ポジティブな「やばい」理由3つめは、EAEVE認証の取り組みです。

酪農学園大学は2018年頃からEAEVE(ヨーロッパ獣医学教育機関協会)の取得を目指したことによりカリキュラムが厳しくなったといわれています。

2024年に正式にEAEVE認証の通知があり、この取得は私立大学・単独大学では国内初だそうです。

このEAEVE認証の取り組みは、学内で批判や反対もあったそうですが、国際的な水準の獣医学教育を学べるのは大きなメリットですね。

海外で働きたい!と考える学生にはとても良い環境ですね。

NHKドラマのロケ地になった

ポジティブな「やばい」理由4つめは、NHKドラマのロケ地になったことです。

2025年1月に酪農学園大学をモデルとするNHKドラマ「リラの花咲くけものみち」のロケ地に。

主人公の岸本聡里を演じるのは、人気女優・山田杏奈さん。

ひきこもりだった少女が、獣医師を目指し北海道の大自然の中で「生命の誕生」と向き合い、少女の不器用でいとおしい青春物語を描いています。

撮影の多くが、酪農学園大学の校内白樺並木や江別市内でおこなわれたようで、SNSでは多くの撮影現場のエピソードなどが発信され盛り上がったようですね。

まとめ

札幌市の隣町の江別市にある、私立大学1校では一番広い敷地面積を有する「酪農学園大学」。

ネット上では「酪農学園大学やばい」などの口コミもあり、Fランなのか?学費が高い?や炎上などを不安視する声があるようです。

また一方でネガティブ要素の「やばい」のほかに、ポジティブな「やばい」の口コミもあるようです。

広大な敷地面積を有する酪農学園大学だからこそできる、大きな動物に触れ合う機会が多いことや、全国でも稀な循環型農法の実践など。

ネット上の情報はあくまで参考程度にし、進学を考えている生徒や親御さんは、実際に大学に足を運んでみることをお勧めします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました