テンプル大学やばい理由3選!偏差値・学費は?有名人や就職先調査!

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アメリカ・ペンシルバニア州のフィラデルフィアに本部があるUSAの州立大学であるテンプル大学(Temple University)。

日本国内で「テンプル大学やばい」と話題になっているのは、USAの本部ではなく、文部科学省から認可を受けている「テンプル大学ジャパンキャンパス」(以下テンプル大学)。

1982年、アメリカの大学の日本分校として東京で開校。

現在は東京の世田谷区、京都の伏見区にキャンパスがあり、学生約1800名のうち6割が外国からの留学生で、日本人学生は4割となっている「テンプル大学やばい」について解説していきます。

この記事でわかること

•テンプル大学がやばい理由3選!
•テンプル大学の偏差値や学費は?
•テンプル大学の就職先や有名人は?

テンプル大学がやばい理由3選!

テンプル大学は、歴史あるUSAの州立大学ですが、ネット上では「テンプル大学やばい」とするコメントが散見されます。

国際的な評価も高い教育機関ですが、受験生や親御さんとしては、とまどってしまう方がいるかもしれませんね。

なぜ、「テンプル大学やばい」といわれるのか、理由を3つ考察します。

理由①授業はオールイングリッシュが求められる

やばい理由1つめは、テンプル大学で行われる授業は、オールイングリッシュが基本なためしっかりとした英語力が求められることです。

学生の6割が世界65か国から訪れている留学生という、テンプル大学。

アメリカはもちろん、ヨーロッパ、中東、アフリカなど世界各国から集まる学生たちと一緒に、「英語で考えて、英語で発信する」毎日です。

授業内容、取得する単位など、アメリカ本校と全く同じであり、日本国内にいながらアメリカの大学で勉強している学生と同じ環境で学ぶことができます。

その反面、英語力が十分ではない学生にとっては授業についていくことは、非常に大変なようです。

理由②入学より卒業が難しい?

やばい理由2つめは、テンプル大学は入学より卒業が難しいと言われていることです。

テンプル大学は、日本国内にいながら入学・卒業できるただ一つの「アメリカの総合大学」です。

共通テストなど、日本国内の大学で行われる一般的な大学入試の筆記試験がありません。

「高卒あるいは同程度の資格」があり、「学業成績に優れ」「TOEFLなど英語テストのスコアを満たしている」ことがテンプル大学への入学の条件です。

あくまで印象ですが、入学試験がないので、ある程度英語が得意な生徒であれば、みんなwelcome。

でも授業はハードだし、卒業までこぎつけるのはなかなか大変、という感じでしょうか。

理由③宗教色が強い?

やばい理由3つめは、テンプル大学は、宗教色が強いと思われていることです。

アメリカの大学であり、「礼拝堂」を意味する「Temple(テンプル)」が校名になっていることから、「宗教色が強いの?」という疑問があるようですが、宗教とは全く関係がありません

個別の宗教とは全く無関係であり、特定の宗教への強い関与もないとのことです。

入学を希望する学生が宗教色のある行いを強要されることはないようですね。

テンプル大学の偏差値は?

テンプル大学には、「入学試験」がないため「偏差値」という指標が存在しません

偏差値がないことで、日本国内でよく使用される「Fラン」と思われがちですが、実際は世界大学ランキングにも入るなど、評価を得ている大学です。

入学試験がない→学生も授業内容もレベルが低い、というイメージでとらえることは全くできません。

テンプル大学は、入試自体は簡単かもしれませんが、卒業基準は厳格なようです。

テンプル大学の学費が高い?

テンプル大学は、日本の私立大学と比べても「学費が高い」といわれています

入学金 434100円
授業料 880000円
その他 36600円
合計1350700円

テンプル大学の授業料は、1学期中に取得する単位数の合計できまるようで、授業料が変わります。

平均的なサンプルケースの場合、4年間で123単位を取得、秋・春学期に各15~16単位取得すると、1年間の授業料は『1760000円』×4年間+入学金も合わせて『7510700円』。

テンプル大学ジャパンキャンパスの詳しい学費はこちら→引用元:授業料とその他の費用

確かに日本の私立大学と比較すると学費は高い印象ですね。これにプラス生活費を加えると、総額はかなりの「やばい金額」になりそうですね。

テンプル大学の就職先は?

テンプル大学の就職先は、日本にある外資系企業の日本支社や海外に展開しているグローバル企業で活躍されています。

運輸・金融・保険・コンサルティング・通信・貿易・公的機関など国内外の有名企業が並んでいます。引用元:主な就職先(内定を含む)❘テンプル大学ジャパンキャンパス

テンプル大学の就職率は約97%に達し、近年は安定してこの水準を維持しているようです。

就職支援の1つとして、企業をキャンパスに招く「学内キャリアフェア」を毎年おこなったり、卒業生と在学生が交流する機会を設けたり取り組んでいるようです。


オールイングリッシュの授業、世界各国の留学生と交流、という環境から想像できるように、テンプル大学の卒業生には、グローバルに活躍するチャンスが広がっているようです。

テンプル大学の有名人は?

テンプル大学に関係がある有名人は、国際ジャーナリスト・落合信彦さんです。

現在50歳代~60歳代であれば、「テンプル大学」といえば落合信彦さんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか(正確には落合さんが通ったのはテンプル大学大学院ですが)。

1980年代に集英社をメインにとする雑誌連載、書籍発行により、国際問題を論評するだけではなく、若者の生き方指南、道しるべとなるメッセージを発信し続けた落合信彦さん。

1942年(昭和17年)生まれですので、空手の達人であり、CIAやKGBなど世界の諜報機関と丁々発止のやりとりを繰り広げた落合信彦さんも現在83歳。

さらに、1980年代を中心に全米トップ10ヒットを連発したホール&オーツの2人もテンプル大学のOB。ダリル・ホールとジョン・オーツは大学の入学式で知り合ったそうです。

若い世代にとっては、研究者やメディアアーティストとして活躍する息子の「落合陽一」さんの方が馴染みがあるかもしれませんね。

まとめ

日本にあるアメリカの大学、「テンプル大学ジャパンキャンパス」ですが、ネット上では「テンプル大学やばい」のコメントが散見されています。

「授業の難易度が高くてやばい」「入学より卒業が難しくてやばい」など、大学での授業内容、レベルの高さに関して相当手ごわい、という意味で「やばい」と表現されているようです。

テンプル大学の学費は日本の私立大学と比較するとかなり高い印象ですが、就職先は国内外の一流企業の名前がズラリと並んでおり、グローバルに活躍するチャンスが広がっています。

国際ジャーナリストの落合信彦さんは、若い頃に渡米してテンプル大学大学院を卒業されています。

当時はアメリカにしかキャンパスはありませんでしたが、現在は東京と京都にテンプル大学ジャパンキャンパスがあり、「日本にいながらアメリカの大学に通える」機会にチャレンジするのもいいですね。

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