世界のボクシングファンが、いつかいつかと待ち望んだ世紀の一戦のゴングが近づいてきました。
世界スーパー・ミドル級4団体統一タイトルマッチ「サウル・カネロ・アルバレス vs テレンス・クロフォード」。
両者ともに、長年にわたりPFP(パウンド・フォー・パウンド=体重が同じと仮定した場合の実力予想ランキング)の1位、2位に君臨してきた実力者。
誰もが見たい“夢の対決”と言われてきましたが、階級差があるため実現は困難で、幻のまま終わるだろう、と思われてきました。
そんな世紀の一戦、カネロvs クロフォードがいつ、どこで開催されるのか、日本時間などについて詳しくお伝えしていきます。
•カネロVSクロフォード戦はいつ?
•カネロVSクロフォード戦は日本時間だと何時にゴング?
•カネロVSクロフォードの階級差は?
•カネロVSクロフォードのファイトマネーや勝敗予想は?
カネロVSクロフォード戦はいつ?
世界のボクシングファン垂涎のビッグマッチであるカネロ vs クロフォードは
9月13日(アメリカ現地時間)6時30分頃にゴングとなる予定です(※開始時間の変動あり)。
会場は、ネバダ州ラスベガスのアレジアント・スタジアム。
2020年にオープンしたフットボール用の競技場で(普段はNFLのレイダースが使用)6万5,000人の観客を収容できます。
2024年にはNFLスーパーボウルの会場として使用されたドーム型のスタジアムで、ラスベガスの新しいシンボルとなっているようです。
カネロVSクロフォード戦はいつ決まった?
急転直下、カネロVSクロフォード戦が決まったのは、2025年5月4日。
クロフォードとの対戦が熱望されていましたが、カネロがスカルとの王座統一戦を軽くクリアして、その後リング上で「カネロVSクロフォード戦」が2人の正式合意のもと対戦が決まりました。
ここ数年世界のボクシング界におけるマッチメイクに大きな影響を及ぼしているサウジアラビア総合娯楽庁のおかげ、と言っても過言ではない決定です。
カネロVSクロフォード戦は日本時間だと何時にゴング?
カネロ vs クロフォードの一戦は、日本時間の9月14日(日)の13時30分~15時頃に1Rのゴングが鳴ると思われます。
試合はあのNetflixで生中継され、日本国内でもタイムラグなく観戦できます。
このビッグマッチのセミ及びアンダーカード(前座)は、日本のホープ・堤麗斗のプロ3戦目を含む全9試合が予定。
Netflixの生中継は日本時間の9月14日(日)10時から配信開始予定ですので、9試合の進行次第ですが13時30分~15時頃に1Rのゴングが鳴ると思われます。
「日本時間」は、9月14日(日)の13時30分~15時頃に1Rのゴング
「現地時間」は、9月13日(土)の10時~11時30分頃に1Rのゴング
試合の進行状況によっては、メインの開始時刻が前後する可能性もありますね。

最近、2026年3月に開催される野球のWBC(World Baseball Classic)の放映権を独占契約したNetflixで視聴可能です。
カネロVSクロフォードの階級差は?
カネロとクロフォードの階級差は2階級と大きく、「この対戦は現実的ではない」と言われていた大きな理由がここにあります。
•カネロ(173cm):スーパーウエルター級からライトヘビー級まで制覇したスーパースター
•クロフォード(173cm):もともとライト、スーパーライト、ウエルター、スーパーウエルター級が主戦場。
クロフォードは上限がこれまでウエルター級なので、今回は一気に階級を2つ上げて戦うことになります(スーパーウエルター→ミドル→スーパーミドル)。

身長は同じでも、ナチュラルなスーパーミドルのカネロと、体重を一気に増加させてのぞむクロフォードでは「条件が違いすぎるのでは?」との意見もありますね。
カネロVSクロフォードのファイトマネーは?
カネロとクロフォードのファイトマネーは、『カネロ・217億円、クロフォード・72億円』のビッグマッチにふさわしい数字となっているようです。
3倍の格差があるのは、長年にわたりボクシング界の顔として君臨してきたカネロの実績、人気、知名度が影響しているのでしょうか(ここ数年はクロフォードの方が上だと思いますが)。
さらに、どちらかがKOで勝利した場合は“KOボーナス”として7億円!
ここ数年、アメリカ国内ではボクシングの人気を凌駕するUFCの試合では、“KOボーナス”が500万円ですので、何といつもの140倍!
ファイトマネーのスケールも規格外のようですね……。
カネロvsクロフォードの勝敗予想
カネロ vs クロフォードの一戦を前に、専門家とファンの間で様々な予想が飛び交っています。
✔階級の差もあり、単純なパンチングパワーではカネロに分がありそう
✔カネロは、最近の試合で露呈している決定力不足を考えると、かつてアミール・カーンを一発で沈めたような試合展開は考えにくい
✔クロフォードが、もともとの体重と骨格の差を克服して「12回中差の判定勝ち」の予想
かつてはPFPナンバーワンに君臨していた“カネロ”アルバレスも、ここ数年はKO勝ちがなく、いわゆる“塩試合”が続いている状態です。
一方、“バド”クロフォードは、2023年にこれも世紀の一戦と言われた、エロール・スペンス・ジュニアとの無敗同士の世界ウエルター級王座統一戦に9回TKOで完勝。
キャリアのピークを迎えた感のあるクロフォード(2020年以降、1年に1試合)は、その後1試合をこなしたのみで(12R判定勝利)、あまりアクティブとはいえない時期が続いています。
2人とも自身のピークとは言えないかもしれませんが、どのような展開になるのか楽しみですね!
カネロvsクロフォードのプロフィール
名前 | サウル・アルバレス(メキシコ) 愛称:カネロ |
生年月日 | 1990年7月18日生まれ 35歳 |
成績 | 67戦 63勝2敗2分(KO勝利は39) |
名前 | テレンス・クロフォード(アメリカ)愛称:バド |
生年月日 | 1987年9月28日生まれ 37歳 |
成績 | 41戦 41勝(KO勝利は31) |
まとめ
「日本時間」の9月14日(日)に行われまるカネロVSクロフォード戦。
いつかいつかと待ち望んだ決戦が、いよいよ実現します!!
セミ及びアンダーカードの9試合終了後、「日本時間」の13時30分~15時頃に1Rのゴングが鳴らされると予想。
2階級の差があるカネロVSクロフォード戦ですが、さまざまな勝敗予想が出ているようです。
カネロ217億円、クロフォード72億円という巨額のファイトマネーですので
ボクシング史上に残る歴史的な試合になってほしいですね!
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